注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
今からみると昭和は不吉な元号であった。昭和の昭の字を分解すると、日本の口に刀とも読める。昔、鎧を... 今からみると昭和は不吉な元号であった。昭和の昭の字を分解すると、日本の口に刀とも読める。昔、鎧を身に着けた武士が戦場で自決する場合、口に刀の切っ先を含み、刀の柄を地面に打ち当てて喉を刺し貫く方法があったが、日本も太平洋戦争でまさに滅亡寸前にまで追い込まれた。今思うと昭和という元号は本来の国民と世界の平和という理想を表す意味とは別に日本の悲劇的未来を警告していたように私には思える。 太平洋戦争末期、勝利は既に絶望的となり、軍部の狂気じみたプロパガンダは益々エスカレートして行った。自動小銃を持った米兵に立ち向かうために国民に竹槍の訓練をさせたり、「一億総玉砕」などと叫びだした。「木戸幸一内大臣が、本土決戦の急先鋒である阿南陸軍大臣に向かい『アメリカの博物館に三種の神器が陳列されて、その横に、かつて大日本帝国という国があった。これはその遺品である、と書かれるだろう』との趣旨のことを述べて、全軍特