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倚りかからず もはや できあいの思想には倚りかかりたくない もはや できあいの宗教には倚りかかりたく... 倚りかからず もはや できあいの思想には倚りかかりたくない もはや できあいの宗教には倚りかかりたくない もはや できあいの学問には倚りかかりたくない もはや いかなる権威にも倚りかかりたくない ながく生きて 心底学んだのはそれぐらい じぶんの耳目 じぶんの二本足のみで立っていて なに不都合のことやある 倚りかかるとすれば それは 椅子の背もたれだけ 茨木のり子さんの最新詩集が発売された(1999年10月)。朝日新聞の天声人語で紹介かれてから大きな反響を得た「倚りかからず」を含む15編の詩が収められている。 どの詩をとってもすばらしいが、「倚(よ)りかからず」が秀逸である。 1926年(昭和元年)生まれの茨木さんは山之口貘と似て、わが道を淡々と生きている。 「倚りかからず」には心の強い女性像と同時にやさしさもあふれ出ている。 他の詩集にも好きな詩がある。 ★ 「わたしが一番きれいだったとき
2008/02/08 リンク