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(4)“防波堤”崩壊 一昨年の夏、溝渕雅之医師(48)が辞表を出した後、高知医療センター脳神経外科の... (4)“防波堤”崩壊 一昨年の夏、溝渕雅之医師(48)が辞表を出した後、高知医療センター脳神経外科の医師は二人増えた。三カ月後に県内の民間病院で勤務していた大卒後七年目の女性医師が、さらに昨年四月には、自治医大を出て十二年間、県内で地域医療に携わった内科の認定医が「一番忙しい所で自分を試してみたい」と戦列に加わったのだ。 気を取り直した溝渕医師は辞表を取り下げた。 しかし、残業二百時間近い状況は一向に変わらなかった。なぜか。それは県東部の病院の脳外科が力を失ってしまったからだった。 その端緒は既に書いたように、平成十六年から始まった新卒医の新臨床研修制度だ。以前のように大学の医局に残らなくても、どこで研修してもよくなった。 「研修は好きな所で受けられるとなったら、若い人はやっぱり、都会に出て行きますよね」 それだけでは収まらなかった。「研修医が自由に勤め先を選べるのなら、自分ら