秋の味覚・サンマに異変が生じている。スーパーなどの販売価格が高騰しており、その背景に、日本列島を相次いで襲った台風の影響や近年の海水温上昇に加え、サンマブームに沸く台湾の乱獲があるという。「このままでは、食卓からサンマが消える日も近いかもしれない」。関係者は危惧（きぐ）している。（小泉一敏） サンマ１匹「４００円」の日も　今月開店を迎えたばかりの大阪市平野区のスーパー「アプロ平野店」。セール商品が並ぶ中、鮮魚コーナーのサンマは１匹２９８円の値段を付けていた。買い物に訪れていた同区の会社員、川北敬子さん（５２）は「子供も好きだし、季節のものなのに、こんな値段では気軽に食べられない」とため息をついた。 同店の鮮魚担当者によると、例年であれば、系列店に並ぶサンマは１匹１５０〜２００円程度。しかし今季は、入荷具合によるものの、４００円で販売せざるを得ない日があるという。 この季節の鮮魚の売り上げは

「とまりんフェスタ２０１６」（主催・同実行委員会、共催・那覇港管理組合、沖縄タイムス社）は３日目の１１日、那覇市のとまりん特設会場で「第２回『わったー島ごはん』グランプリ」の結果を発表し、「大東まぐろ漬丼」を出品した南大東島が２年連続の１位に輝いた。

こんばんは、おときた駿＠ブロガー都議会議員（北区選出）です。 過日のブログでもご報告した「豊洲新市場の一部に盛り土がしてなかった問題」は収束の気配を見せず、小池百合子知事は緊急会議を公開で行い怒りを露わにしました。 私も都の担当者から夕方にようやくレクチャーを受けて現状を確認しましたが、文字通り「何がわからないか、現状ではわかってないことがわかった」という状態で、頭を抱えているところであります。 判明したことから順次お知らせしていきたいと思っているのですが、まずいちばん多い声の一つとして 「なぜ都議会サイドは、この問題を発見・指摘できなかったのか？」 「都議会議員たちにも責任がある！」 というご意見・ご指摘があります。私を含む大半の都議会議員たちがこの事実を把握できていなかったことは、率直にお詫び申し上げなければなりません。誠に申し訳ございませんでした。 ではなぜ我々都議会議員たちが、盛り

愛媛県今治市通町の今治城で１２日、体長約１・８メートルのエイが内堀を泳いでいるのが確認された。 今治城管理事務所によると、エイの目撃情報が寄せられたのは初めてという。 今治城の内堀（深さ１～２メートル）は、水路（幅約３・８メートル、長さ約１００メートル）で今治港から海水を引き入れており、エイはそこから迷い込んだものとみられる。昨年は同じ内堀を小型のサメが泳いでいるのが見つかって話題になっており、同事務所の担当者は「また珍客が現れた」と驚いていた。

鴨川の自然環境と京都の食文化を知ってもらおうと、賀茂川と高野川の合流地点「鴨川デルタ」（京都市左京区）で１２日、小学生らが「ゴリ押し漁」を体験した。児童らは、膝まで水につかりながら漁を楽しんでいた。 京都市内を流れる鴨川や桂川で、アユやゴリなどの生息調査や繁殖などを行う「京の川の恵みを活かす会」が主催し、毎年この時期に開催している。 ゴリは体長３～４センチほどのハゼ科やカジカ科の魚の総称。鴨川に生息するゴリは「カワヨシノボリ」といい、京都ではお吸い物や飴炊きにして食べられるという。 川底で休むようにじっとしているゴリの習性を利用し、藁の束を持った数人が輪になり、網まで追い込む手法から、強引に物事を進める「ごり押し」の語源になったとされている。 この日のイベントには、市立御所南小などの４年生以上の児童約１０人が参加。児童らは、かけ声に合わせてゴリを上流に置かれた網に追い込んだ。約７７０匹を捕

資生堂パーラーが自由が丘に初の路面店をオープン! 作りたてのケーキや伝統メニューを提供 2019.05.16

稲取のテングサを支えてきた海女漁。今夏でその歴史が途絶え、伊豆漁協は新たな漁法を検討する＝１９６６年ごろ、東伊豆町（同町の水産会社「徳造丸」提供） 江戸時代から続く東伊豆町稲取の伝統産業のテングサ漁が、岐路に立たされている。「最後の海女」として長年、採取を一人で担ってきた山本都志子さん（７９）が今夏亡くなり、稲取での海女漁の歴史が途絶えた。高品質で知られる稲取のテングサを守るため、地元の伊豆漁協稲取支所は新たな漁法と藻場保全策を検討している。 同支所によると、山本さんは８月１１日、午後の漁に出ようとして体調の異変を訴え、そのまま不帰の人になったという。鈴木義行支所長（５９）は「とにかく海が好きな人だった」と、生涯現役を貫いた山本さんを悼む。 テングサの漁期は５～９月。伊豆漁協は漁業権の規則を改定してダイビング器具の使用を認め、２０１７年以降はダイバーに採取を依頼する方針。雑草が増えるな

潮の満ち引きの幅が大きくなる大潮の前後は、巨大地震の発生頻度が高まるとの研究成果を、東京大のグループが発表した。巨大地震の発生頻度は元々低く、大潮前後の危険性が目立って高くなるわけではないが、地震の発生確率を計算する際の精度向上につながる可能性がある。 東大の井出哲教授（地震物理学）らは、過去の地震発生時の潮の状況を分析。マグニチュード（Ｍ）８・２より大きい巨大地震１２件の場合、１０件は大潮や前後の干満差が大きい日に起きていた。実際に、スマトラ島沖地震（２００４年、Ｍ９・１）は大潮の日に発生。東日本大震災（１１年、Ｍ９・０）も干満差が大きい時期だった。 井出教授によると、潮位が１メートル上下すると、海底を押す力は１０キロパスカル程度変化し、圧力が大きく変わるほど、地震を起こす断層の動きに影響を与えると考えられるという。大潮を考慮して地震の発生頻度の予測を算出すると、Ｍ８・２より大きい地震で

手狭・老朽化　費用面で建て替え断念 なるほドリ　築地市場（つきじしじょう）は、なぜ引っ越しするの？ 記者　築地は水産物の市場としては世界有数の大きさを誇り「日本の台所」とも呼ばれてきました。でも、時代とともに取引量が増えて手狭（てぜま）になったことに加え、建物や施設の老朽化（ろうきゅうか）も進んだためです。 Ｑ　豊洲（とよす）市場に移る予定だったんだよね。 この記事は有料記事です。 残り341文字（全文520文字）

東日本大震災で被災した岩手県大船渡市の「さんま焼き師」が１１日、南阿蘇村久石の道の駅「あそ 望 （ ぼう ） の 郷 （ さと ） くぎの」を訪れ、大船渡特産のサンマを炭火で焼き上げ振る舞った。 大船渡市は本州一のサンマ水揚げ量を誇り、焼き師は市観光物産協会が認定する。官民でつくる「さかなグルメのまち大船渡実行委員会」が、これまでの支援に恩返しをしたいと企画した。 焼き師７人らが大船渡港で水揚げされた新鮮なサンマ６００匹を炭火で焼き上げた。地元住民や観光客らは「脂がのっておいしい」「身がふっくら」と舌鼓を打っていた。 実行委の自営業、渡部豊美さん（４６）は東日本大震災で自宅を津波で流されたという。「当時、全国の皆さんから支援をいただき、元気をもらった。私たちも復興途上なので、一緒に前に進みたいという思いを込めた」と話していた。

富山県氷見市の荒井市郎・まちづくり推進部長は９日、直営の「ひみ漁業交流館 魚々 （ とと ） 座」を資金難のため１１月から一時休館すると明らかにした。 市議会９月定例会の一般質問で、萬谷大作市議（自民同志会）の質問に答えた。 市は９月定例会に、魚々座を直営方式から指定管理者制度に変更するための条例改正案を提出し、来年１月からの経営移行を目指している。荒井部長は休館の理由について、「収益が足りない。民間への移行にあたっていったん休館する」と述べた。 魚々座の経営を問われた本川祐治郎市長は、「社会的事業性においては成功したが、収支のバランスでは、目標に達していないので成功とは言い難い」と答弁した。

江戸城の大奥には「開かずの間」があった。正史では病死したはずの将軍綱吉（つなよし）が正室に殺された場所だとうわさされた「宇治の間」である。以来使われないのに何度かの改築の際も再建された▲幕末の将軍家慶（いえよし）はこの部屋の前で正体不明の黒紋付きの老女を見た後に他界している。大奥にいた女性が明治になって江戸文化研究家の三田村鳶魚（みたむらえんぎょ）に語った話である。実は不用品の物置になっていた部屋だが、大奥の女性たちに気味悪がられていたことは間違いない▲こちらも気味の悪いことでは引けをとらない開かずの間である。築地市場の移転先となる豊洲市場の建物の地下にぽかんと開いたコンクリート造りの空間はどう使うつもりなのか。床にはえたいの知れぬ水がたまっている。なにか出そうで、陰気なことおびただしい▲以上は共産党東京都議団が公開した写真の印象だが、つまりこの地下空洞、本来なら土壌汚染対策の盛り土で埋め

台風10号による被害は水産関係だけでこれまでに45億円以上に上っています。県内の関係団体は12日県に対し、復旧への財政的支援を求める要望書を提出しました。 県によりますと、県内の水産関係の被害額は12日現在で45億4500万円余りです。12日は県漁連の大井誠治会長ら水産関係の8つの団体の代表が県庁を訪れ、県農林水産部の紺野由夫部長に要望書を手渡しました。要望書は被害が大きかったサケ・マスふ化場や防波堤などの漁港施設の復旧に助成措置が受けられるよう求めています。要望書を受け取った紺野農林水産部長は「激甚災害指定だけでなく、既存のあらゆる法律の枠内での交付金も活用する」と答え、早期復旧に向け努力する姿勢を示しました。 「動画を見る」マークがついている画像をクリックすると動画が再生されます。 動画を再生するには、Adobe Flash Playerが必要です。Adobe Flash Playe