◆中日４―５阪神（１５日・ナゴヤドーム）　阪神・金本知憲外野手（４３）の連続試合出場が歴代２位の１７６６試合で止まった。敵地での中日戦（ナゴヤＤ）で今季初めて先発を外れ、８回２死一塁から代打で出場。しかし、一塁走者の俊介が二盗に失敗。打撃を完了せず、直後の守備に就かなかったことで、１９９８年７月から続いた大記録に終止符が打たれた。“ルールの盲点”をつかれる思わぬ形になり、球界でも波紋が広がった。 何気ない選手交代のコールに聞こえた。「代打した金本に代わって投手に小林宏―」。このアナウンスが、足かけ１４年にわたって築き上げた大記録にストップをかけた。１９９８年７月１０日のヤクルト戦（広島）から継続してきた連続出場は、１７６６試合で、突如として終わりを迎えた。 ２点をリードした８回２死一塁。「代打・金本」の登場に、トラ党が詰めかけた左翼スタンドが沸き上がった。だが、１ボールからの２球目。今