山下達郎のアルバム『FOR YOU』のLPは数年前まで中古レコード店で300円程度だったが、現在約2万円に高騰　写真提供／栗本斉氏 近年「シティポップ」という言葉を耳にするケースが多いハズ。でもよくわからない読者も多いのでは？　実は今年に入り、とてつもない世界的ブームになっていた。ヒットのきっかけやその舞台裏とは!? 邦楽が世界チャートを席巻1月にリリースされた世界的人気アーティスト、ザ・ウィークエンドのアルバム『Dawn FM』が、Apple MusicやSpotify、ビルボードなど、サブスクからCDまで各国でチャート1位を総ナメにした。 こうしたなか、同アルバムの収録曲に日本のシティポップがサンプリングされていることも大きな話題となった。 ’19年頃から、日本のシティポップが世界的に流行し始めていたが、全米ナンバー1歌手のアルバムに使用されたことで名実ともに世界の音楽シーンでも認めら

阿南市文化会館夢ホールを拠点に、音楽によるまちづくりに取り組むNPO法人・市民協議会夢つくりあなんが8月7日、同ホールでクラシック音楽イベント「おんがくの日」を初めて開く。鳴門市出身でオーストリア・ウィーン在住のピアニスト石井琢磨さんを芸術監督に迎え、幅広い世代がクラシックに親しめるよう準備を進めている。 おんがくの日は、石井さんのコンサートをメインに、徳島市在住の川原由衣さん(ピアノ)とドイツ・ケルン在住の山田沙織さん(ビオラ)による「こどものための音楽会」、小学生を対象にしたペルー発祥の打楽器・カホンを手作りするワークショップなどを催す。イベントのオリジナルグッズ販売や、キッチンカーの出店も予定している。