steamのゲームの販売本数ってあまり表に出てこないデータです。 しかし、SteamSpyを使えばだいたいの数字を調べることができます。 SteamSpyでは、steamで販売されているゲームのリリース日・価格・ユーザーの評価・販売本数・プレイヤー数・平均プレイ時間といった詳細なデータをSteamAPIで取得し、公開しています。 steamのゲームのありとあらゆるデータを徹底的に調べることができます。 Cupheadの購入者数のグラフ。 ユーザーの国別割合もわかる。 Youtubeの動画投稿データ。 Youtubeでゲームの動画が何回投稿されたか、何回再生されたのかを調べることができる。Twitchにも対応 SteamSpyを使えば、ゲームをどうやって売るべきなのか・人気のゲームはどのような事をしているのかというヒントとなるデータが簡単にゲットできます。 こういうデータって、なかなか表に出

前回、連載の序文として公開した記事では、多くの読者の皆さまからデータ不備のご指摘をいただいた。ご指摘のとおりの不備がまずあり、その後修正を行ったが、あらためてお詫びをするとともに、以後編集部ともども、記事作成にいっそう気を引き締めてあたりたいと思う。 今回から始める記事の方針をあらためて説明したい。 前回、ご指摘をいただいた反省を踏まえ、記事で語ろう、もしくは探りたいと考えているのは、「日本のゲームメーカーが、どうして世界で以前のように戦えなくなったのか。どう脱しようとしているのか」ということだ。 これは海外市場における日本のゲームメーカーの存在感の低下についての“危機感”と言ってもいいだろう。 日本のゲームやゲームに関わるあれこれを卑下するつもりなどは毛頭ない。また、日本のデベロッパーが開発するゲームには独自の魅力があり、それが支持されていることは間違いない。 だが、日本製のゲームが売れ