KAMUI曰く、"愛知医科大学や名古屋大学などが共同で行う「宇宙医学実験」が今月末に始まります。 実験では参加者を 2つのグループに分け、身体を無重力時の状態に近づける為に頭の方を若干低くしたベッドで一方は基本的に「寝るだけ」。もう一方は「寝るだけ」に加えて人工重力＋エアロバイクによる運動を行ないます。一瞬，何だか非常に楽そうに思えましたが… 実験中，立つのは禁止。上半身を起こすのも禁止。 ベッド上での運動は禁止。食事・排泄も寝たまま。 洗髪器で洗髪。身体はアルコール等で拭いてもらう。 いや、これは全然楽そうじゃない。何しろ運動の為の移動もストレッチャーで寝たまま運ばれると言う徹底ぶりです。なお，携帯電話や PCの使用は可能で、無線LANによるインターネット接続も可能(ただし，使用は寝たままで)との事。秋間広 助教授のページによると 14日頃の時点で定員まであと 4名の様です(編集者注:

米航空宇宙局(NASA)のエームズ研究センター(Ames Research Center)は、スピン回転で人工的に最高20Gの重力を作り出せる「20-G Centrifuge(遠心分離機)」装置を用いて、重力の変化が宇宙飛行士に及ぼす影響などの調査研究を進めている。 20-G Centrifugeの外観 20-G Centrifugeのコントロール室 20-G Centrifugeによる調査は、米ケンタッキー大学および米バンダービルト大学と共同で、エームズ研究センターのCenter for Gravitational Biology Research(CGBR)において実施中。宇宙飛行士が、地球に比べて低重力の宇宙空間や惑星に長期滞在する際の人体への影響や、地球への帰還時に、再び地球の重力にさらされることによって生じる問題などを、20-G Centrifugeを活用したシミュレーショ