パーフェクト JavaScript 読んだ
良い本だった。この本についてのレビューは色んな所にあると思うし、僕があまり何かを書く必要はないかなって気はする。
だけど、まぁちょろっと感想とか最近の JavaScript 周りについての所感というか、僕が感じているところについて合わせて書いてみる。
目次抜粋しようと思ったけど軽く鈍器なので、それなりに目次あってコピペするだけ無駄感あるので適当にリンク先参照してください。
パーフェクトJavaScript:書籍案内|技術評論社
感想的ななにか
この本の前に僕は幾冊かの JavaScript 本を読んでいるので正直必要ないかなって思ってた。それから、 2011 年発売なのでちょっと古いかなって思ったけど全然そんなことなくてよかった。理由としては ECMA Script 5 の内容で書かれているからっていうのと、まだ 6 は策定中(だよね?)だから内容的には全然問題ないです。周辺のエコシステムの事情が少し変わっているので*1、その辺さえ補完できれば良さそう。
内容として僕にとって美味しかったのは ECMA Script 5 で加わった仕様を綺麗に解説されていたことと、目から鱗な演算子各種( void, カンマ とか知らなかった…)、幾つかのイディオム*2、 Socket.io とか Web Socket とかの話かな。個人的になんとなく名前は知ってるし、なんとなく役割は分かるけど具体的に知りたいなーって思ってたふわふわ知識をちゃんとした知識に昇華出来たので良かった。
ちなみに購入したきっかけは前から何人かの人に良い本って言われていたのと Kindle 化をちょうど去年末くらいにしたのがあったので良かった。重いからね、リアル本。昔から、何度も本屋で見かけてたけど、当時は「パーフェクト?胡散臭い…」っていうのが凄い大きくて抵抗感あったんだよね。最近はパーフェクトシリーズはまぁ良著だという認識なので抵抗感はなくなってるんですけど。
最近思うこと
僕のいるチームで AngularJS が採用されているのは良いんだけど、 JavaScript をまともに知っている人が圧倒的に少ないという印象を受ける。例えば Array に対して for in 使おうとしたり*3、 prototype を分かってなかったり、よくレビューしてて思うのもまぁ JavaScript 周辺甘いなぁと。僕のチーム、 JavaScript 大好き台湾ガールを除けば全員 JavaScript に難ありだからつらい。そんなわけで JavaScript 全盛とも言えるくらい界隈では強烈に盛り上がっていると思うんだけど、実際 JavaScript をまぁ理解してるよねって人は未だに少ない*4といった印象なわけです。
なんかね、 AngularJS すげーとか Vue.js すげーとか時代は React.js だ、とか色々あるけど JavaScript とりあえず皆覚えようっていうのが最近の僕の見解です。そして今回パーフェクト JavaScript 読んで良かったので、今後色んな人に薦めていきたいと思う。 JavaScript 難しいけどいい言語です(・∀・)