もう何年も雑誌を買っていませんが
最近は雑誌を読むということを意識して 行っています
特定の雑誌を買ってめくるということではなくて
本屋とか図書館とかに行って雑誌の表紙だけを読むんです
好きな雑誌じゃなくて全部の雑誌です
もちろん全部って言ってもその場にあるものって言うことにはなるんですけど
自分とは関係ないようなものまで読むんです
表紙を見るだけですから そんなに大変ではないです
BRUTUS(ブルータス) 2018年 11月1日号 No.880 [洋菓子好き]
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雑誌の表紙っていうのはおそらくですけど雑誌を作る人が一番力を入れてるところでもあるし
一番時代を切り取ったものであると思うんです
表紙を見るだけで 割と時代の空気といいますか
そういうのがわかるような気がして
POPEYE(ポパイ) 2018年 11月号 [一人旅に行ってきます。] [雑誌]
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分かりやすい所で言うと
人気のある人物や注目の人物が載ってますよね
それからカルチャー系の雑誌は特に 面白いですね
割と毎回違うものをフューチャーしてるので
例えばファッション誌だったら 毎回ファッションですけど
カルチャーの場合は映画のこともあればパンのこともあればという感じで
Pen (ペン) 「特集:手書きの味わい。」〈2018年11/1号〉 [雑誌]
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それとカルチャー誌の特徴として表紙にあんまり文字が書いてないってこともあります
カルチャー誌の表紙っていうのはひとつのアートワークというか
いかにこの雑誌に有益なことが書いてあるかっていうのを
目次的に とにかく中身を羅列して 伝えるんじゃなくて
印象的な一枚絵というか感覚に訴える写真や構図で伝えるものが多くて
だから文字はすごく少なくてその代わりとても効果的な言葉になっています
シンプルだけどキャッチーみたいな
そういうのが多いですね
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ファッションとカルチャーあとは時事系ですね
科学のものなんかも面白いです
こういうものをバーっと見渡すんですよ
私の雑誌の読み方っていうのは今そんな感じです
この 時代を切り取った一瞬
これを 今まさにその時に感じるということが大事で
たぶん買って家に持って帰っちゃうともう違うんじゃないかなって思うんですね
雑誌というのは基本的に読み捨てるものなわけで
だからその読み方も
紙面を熟読するというより「視覚でぱっと捉える」みたいな読み方が合っているような気がします
ときどきは
中身の方も気になって開いてみることもあります
最近だとクレアを読みました
雑誌にはいろいろな情報が載っているわけですが
情報っていうのは 話題の手土産みたいなそういうわかりやすいものだけじゃなくて
表紙が語っている今の時代の空気感っていうのも立派な情報で
むしろ話題の情報なんかネットでいくらでも調べたらよくて
そうじゃなくて 雑誌からしか得られないものがあるとしたら
それはやっぱり表紙なんだと思うんです
本屋の平積みに
コンビニの雑誌コーナーに
「今」の気分を垣間見る
雑誌は読み捨てるものだけど
じゃあ価値がないかっていうとそういうわけでもなくて
インターネット時代における雑誌の役割っていうのは
今とか旬とか
消費されていく一瞬の 静止画みたいなものなんじゃないかと
雑誌の表紙が時代の静止画であるとするなら
表紙だけ
つまり一番いい所だけを読むって言うのは
合理的であると同時に
ある意味凄く贅沢な雑誌の読み方じゃないかなと思ってます
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