VAIO type PやFMV-LOOX Uなど、10万円前後でより高い性能と機能を備えた「アドバンストモバイル」と呼べるようなノートPCが登場しているが、Netbookの王道は今でも5万円台で買える「安くてそこそこ使える」モデルといえる。そこでNECから登場したのが、新生「LaVie Light」(BL100/SA6)だ。
元祖モデルの8.9型ワイド液晶から10.1型ワイドへ大型化し、より高い視認性と入力性を実現している。実売価格は5万9800円前後と十分に安いが、Netbookのボリュームゾーンだけあってライバルは多い。そのなかでも強大な存在なのが、ASUSTeKの「Eee PC 1000H-X」だ。
Eee PCでは貴重なHDD搭載モデルで、10型ワイド液晶を採用。サイズとスペックともに新生LaVie Lightと拮抗している。しかも実売価格は5万4800円前後と、5000円もリーズナブルだ。
似たようなスペックのモデルで優劣を決めるは難しい。しかし、実用シーンに則して細部をチェックしていけば、それぞれの分野で勝敗をジャッジすることは可能だ。そこで、このレビューでは7つの対決を実施、各分野でどちらのモデルが優れているかを徹底チェックしていきたい。
Netbookの王道モデル、勝者となるのは果たしてどちらなのか!?