Intelの半額以下で同等性能!?なAMDのCPU”Ryzen7”発売へ
ずいぶんと久しぶりにAMDから野心的なCPUが登場です。
Intelの半額以下で同等以上の性能のAMD「Ryzen 7」が正式に発表される - GIGAZINE
AMDが新しいCPUシリーズ”Ryzen 7”を発表しました。
モデルは3種類(Ryzen 7 1800X、1700X、1700)あり、いずれも8コア/16スレッド。
4年をかけて新規のCPUとして設計した結果、従来のAMDのCPUの1クロック当たりの処理能力を52%向上したとのこと。
最上位となるRyzen 7 1800Xは3.6GHz、ブースト時4.0GHzで、同じ8コアのIntel Corei7-6900Kよりも9%高速(マルチスレッド性能)。
1700Xでは3.4GHz/ブースト時3.8GHzで、同じく6900Kより4%高速。1700は3.0GHz/ブースト時3.7GHzで、Corei7-7700Kより46%高速とのことです。
価格は、1800Xが499ドル(約56,500円)で、6900Kの半額ほど。1700Xが399ドル(約45,000円)、1700が329ドル(約37,000円)。いずれも同スペッククラスのIntel CPUよりも安いということです。
実際のパフォーマンスがどうかは手に取ってみてのお楽しみですが、今までIntel一強という状況が続いていたため、ようやくのライバル出現に自作ユーザーも活気づいてくれそう。
日本では3月3日午前0時に発売開始。秋葉原では深夜販売もやるという話です。
ただ、自作PC市場自体が縮小しつつある中、どれくらい盛り上げてくれるかは微妙なところ。CPUパワーよりも、手軽に持ち運べてバッテリー長持ちなARM系CPUを搭載したスマホにコンシューマ市場の主力がうつりつつある今日。
でもやはりスマホの母艦となるPCはデスクトップが一番、動画エンコードも捗ってヒャッハーなマシンを少しでも安く手に入れたいという向きの方は未だに多いものと思われますし、AMDのこの発表で盛り上がってほしいところです。
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