FlashAirの中の人による同人誌 第2弾を読んでみた
FlashAirというと、東芝から出ているWi-Fi内蔵のSDカード。
デジカメをWi-Fi接続でデータを転送できるようにしてくれるカードというのが一般的に思われているFlashAirという製品のイメージ。
私なんぞはペンギンキャットさんの手法でFlashAirでロビ君の”遠隔操作”なんてのをやってみたため、応用範囲の広いSDカードというイメージです。
ところで、そんなFlashAirの中の人が書いたとされる同人誌が秋葉原で無料配布されているそうです。
FlashAirの“中の人”による同人誌の第2弾が無料配布中 (取材中に見つけた○○なもの) - AKIBA PC Hotline!
うわっ!私も手に入れたい!!
と思ったら、ここでPDFファイルが配布されておりました。
FlashAir Developers - ドキュメント - 本
早速入手して読んでみることに。
本当は”1”から読むところなんでしょうが、2から読んでもぜんぜん問題ありません。
さてこの同人誌、第3世代のFlashAirであるW-03発売に合わせてつくられたもののようです。
デジカメに入れてすぐにシェアできる機能はもちろん、WebサーバーやGPIO、スクリプトが組めるメリットが書かれています。
実はこの書籍の中では、FlashAirの一般的な使われ方であるデジカメでの利用についてはまったくかかれてません。
もういきなり応用編です。こんな接続ボードがあるんですね。
こんなタイプのものも。
後者の方がいかにもGPIOっていう感じです。スイッチサイエンスで扱われてるそうな。
そんなFlashAirですが、一体どんな応用が可能なのか!?
例えば、鉄道模型が動かせます。
Arduinoとの組み合わせで実現しているようですが、それにしてもなかなかすごい。
レトロPCとて無縁ではありません。
Apple II用フロッピードライブエミュレータをFlashAirで組んだ事例が載ってました。
こんな感じにApple IIのFDDコネクタにつけて使うようです。
ディスクイメージのアップ/ダウンロードやイメージ選択などが行えて、しかもこれらの操作をスマホ上で可能にしたとか。海外ユーザーからの引き合いが多いようです。
いきなり”MSX”が出てきました。
ATARI仕様のコントローラー(うちのX1Fにも付いてます)のWi-Fi版を自作する話でした。
私もお世話になったペンギンキャットさんのロビ君遠隔操作の話も載ってますね。
W-03で対応したLuaスクリプトを使って、ロビ君に天気予報を聞いたりできるようになったみたいです。私なんて遠隔操作で満足しちゃってましたが・・・いやはや、すごいロビ君です。
マニア心をくすぐるこの中の人同人誌。1もあわせてダウンロードしてみることをおすすめします。
こういうのをみちゃうと、W-03がほしくなっちゃう・・・どうしましょう?
TOSHIBA 無線LAN搭載 FlashAir III Wi-Fi SDHCカード 16GB Class10 並行輸入品 |
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