色付きの造形品が作成可能なフルカラーUV硬化インクジェット方式3Dプリンター
一般に売られている3Dプリンターは単色かせいぜい2色の造形品しか作れません。
色付きの造形物を作る”インクジェット粉末積層方式”などがあるそうですが、このほど1000万色以上の色彩が表現できる”UV硬化インクジェット方式”による3Dプリンターが発表されました。
3Dプリンタニュース:世界初、1000万色フルカラーUV硬化インクジェット方式3Dプリンタの実力 - MONOist(モノイスト)
造形物の写真を見ると、確かに色彩豊か。これはすごい。
UV硬化インクとサポート材を一層ごとに吹き付ける方法で作られるそうですが、積層ピッチは32μmとかなり微細なため、これだけ細かい造形品を作成することが可能なようです。
この方式の3Dプリンターを2016年秋に発売する予定なようです。もっとも、個人が手軽に変える値段ではなさそうですが・・・
このプリンターを開発しているミマキエンジニアリングでは、フルカラー3D出力サービスも行ってます。大きさは10×10×10mm~290×190×149mmまで対応。お値段は以下。
3辺合計150mm(50×50×50mm)の造形品を作るだけでダヴィンチ Jr.が買える値段になりますが、なにせカラーですからね。
しかし、上の作品事例をみると納得の値段とも言えるかも。
これくらいのクオリティの3Dプリンターが個人向けになる時代もそう遠くはないかもしれませんね。
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