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2015年4月21日 (火)

戦国時代・江戸時代を”植物”を中心に読み解いた書籍”徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか”

私は意外と(?)歴史好きです。

特に戦国時代あたりは大好きで、これまでも何冊かその類の本を買いました。

中学まではどちらかというと歴史好きだったにもかかわらず、理系だったせいか高校時代はまったく歴史を勉強しなかったんですけど、社会人になってからというもの、兵法書と歴史書を買ってますね。

昨今の時代はスマホ全盛、これまでにない時代のように思われますけど、人のやることは古今東西変わらず。ある一人の”英雄”が登場し、その英雄が時代を動かす原動力となってます。織田信長然り、最近ならスティーブ・ジョブス氏でしょうか。

さて、戦国時代から江戸時代あたりまでを”植物”をキーワードに時代を読み解いた書籍があったので購入。

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”徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか”という本。

この本を知るきっかけとなったのはこちらの記事。

戦国武将が「粗食」で戦い続けられたワケ | 武士と植物の知られざる関係 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

”三河武士が最強なのは赤みそのおかげ”なんて説が飛び出して、なかなか読み応えのある記事だったので、その元となった著書がすごく気になったという次第です。

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思えば、日本庭園というか、お城の中には当たり前のように松が植えられてますが、単にデザイン的に渋いからだと思っていたらこれが深い理由があったんだそうで。

城といえば、戦のときは篭城戦を想定して作られるもの。なんと”松”は食料になるんだとか。

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ヨモギが火薬になるというのはまたすごい話も載っています。尿を硝石に変える技が戦国から江戸時代にかけて存在したというのは聞いたことがありますけど、ヨモギも一役買ってたんですね。

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上の記事の元となった味噌の話もありました。

考えてみれば、江戸時代までは日本人というのは草食中心。”草食系男子”なんて言葉がありますが、本物の”草食系男子”はめっぽう強い!んだそうで。

考えてみれば、重たい甲冑や刀を身につけて、一日に徒歩で何十kmも歩き、戦となれば相手を切りつけ首を切り、首実検のために後方にもっていくためまた走る・・・という、今じゃ考えられないような激しい・おぞましい生活をしていたわけです。草食ってる人たちの方が今よりももっと”肉食系”ですね。

他にも、家紋に使われる植物はいわゆる”雑草”が多いという話もなかなか面白い。

「この紋所が目に入らぬか!」でおなじみの葵の御紋に使われている植物は”二葉葵”という、わりとそこらへんに生えている植物。

ほかにもぺんぺん草を家紋に使っている武将もいたそうで、何でこんなもの家紋に使うのか!?言われてみれば不思議です。

そのあたりの話はぜひこの本を読んでいただいて・・・上のリンク先からもその辺りの話の書かれた記事を見つけることも出来ます。

これ読んでからは「ちょっと赤味噌買ってくる」って気分になれます。これであなたも三河武士!?

以下余談ですが、三河といえばこんな話題が。

あなたは、全国3位の遊園地を知っていますか | オリジナル | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

1位はTDL、2位はUSJ、3位が意外だということで、もしかしてナガシマ?と思ったら、これがまさにこの三河地方にある”刈谷ハイウェイオアシス”なんだそうです。

私も出張が昼食にかかると、このハイウェイオアシスで飯食いますが、まさかそんなに観客数が多いところとは知りませんでした。にしても全国3位とは・・・まあ、24時間やってますからね、あそこ。

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よく子供をつれて遊びに行ってます。ついこの間の土日にも行ってきたんですが、あれが富士急アイランドやナガシマより多いだなんて、信じられませんねぇ。

赤味噌目当てに押しかけたくなるんでしょうか?

意外にも”熱い!”三河地方です。

徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか: 家康のあっぱれな植物知識

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