海外で300ドル切るノートPCが登場
安価なネットブックの爆発的な普及を受けて、ノートPCも値段を下げているようですね。
Computerworld.jp:米国で300ドルを切るノートブックPCが相次ぎ登場
まあ、大型のノートPCのほうが安くて小型でモバイル性の高いノートPCのほうが高いことがこれまでの”常識”の気がしますが・・・このタイトルは「やっと大型ノートPCも安くなってきた」といっているわけですね。
ネットブックの最安は238ドル(EeePC 900HDという機種だそうです、Atom N270、512MBメモリ、160GB HDD)。そこに300ドルでCPUはAMD製2GHz CPU搭載(Sempron or Athron 64)し、モニタは15.6インチでWindows Vistaという組み合わせで出ているそうで。
この記事の筆者は”ネットブックなんて目じゃないぜ!”といいたいんでしょうが、本人の希望(?)とは裏腹に、やはりネットブックの影響力のすごさを感じさせる事実ですね。とうとうパソコン価格の底下げが起こってきた感があります。
それにしてもこのニュースを読んで思うのは、日本って”円高”の恩恵をまるで受けていないなあ、ということ。
アメリカで238ドルのEeePCがあるんなら、なんで日本で同じものをせめて24,800円くらいで売らないんでしょうね。英語キーボードのままでいいから、日本語版XPさえつけてくれれば結構売れるでしょうにね。
国内最安値のネットブックは(型落ち品は除いて)、もしかしたらEeePC 900HAかなあと思うのですが、それでも3万円ほど。確かに安くはなりましたが、海外と比較するとまだまだ割高感があります。
こんな調子だから、いつまでたっても不況から脱出できないのでは?いったいどこが儲けているんでしょうね・・・
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割安な商品が選べるのは消費者としてはありがたいですね。
ところでAcerとASUSが当面新機種見合せとか。。。
Google OS登場で戦略見直しでもあるのでしょうかね。
投稿: アンビンバンコ | 2009年7月29日 (水) 22時59分
こんにちは、アンビンバンコさん。
ちょうどその記事を書いたところです。”ネットブックでもOK”なWindows 7発売の時期なのに・・・なんか不可解ですね。
もしかして、ASUS、AcerはXPを使いたいのに拒否されているのでは?なんてかんぐってみましたが、真相はどうなんでしょう。
投稿: arkouji | 2009年7月30日 (木) 06時40分