先日、EeePCでUlead Video Studioを動かしたという記事を書きました。そのとき4つのビデオの製作をしていたため、結構時間がかかりました。
EeePC単独でも十分できる作業ではあったのですが、夜遅くの作業であったため、夜中の3時ごろに終了という状況になりました。
そのときの反省で、もう一台PCがあったら・・・と考えるようになりました。
うちのデスクトップを持ち出すという手もあったのですが、いかんせん重要なデータが多すぎて、とても外には持ち出せません。
EeePCをもう一台という選択肢もありますが、これは財政上の理由で却下。まあそのうちEeePC 901でも買いますが、今は手が出ません。
そこで考えたのは、ジャンクパーツを使ってもう一台組めないか、ということ。そこで先週の会社帰りに近所のハードオフやコンプオフをさまよってみました。
そこでできたのが、左の写真にあるマシン。ケースはなく、むき出しで使っています。
マザーボードはASUSのCUSL2-Cという、Socket 370マザー。おまけでPentiumⅢ 1GHzがついていました。値段950円(税込み)。
グラフィックボードはGForce2 MXで、ジャンクパーツ。お値段105円(税込み)。
サウンドカードも必要なので買いました。これも105円。メモリは64MBが一枚105円で、3枚購入(196MB)。
一番金がかかったのが、CPUファン。これは新品しかなくて1380円。
総額2700円ほど。HDDや光学ドライブ、電源はうちに余っていたのを使いました。
OSは退役したWindows2000を引っ張り出していざインストール。なぜかF1キーを押さないと起動できませんが、無事に動作。メモリもCPUも問題なく動いています。
よく見るとグラフィックボードにヒートシンクすらありません。でも無事に動作。もともとないもののようです。今見ると新鮮です。
さてWindows2000をインストールするところまでは順調に終了。グラフィックドライバもサウンドドライバも無理やりネット上から探し出してインストール。
そしてUlead Video Studio 11を入れようとしたらエラーでストップ。「このバージョンのオペレーティングシステムにはインストールできません」と言ったメッセージ。
よくみたら、Video Studio 11ってXP SP2以降って書いてありました。というわけでバージョンの9を探してきてインストール。
しかしこれまたうまく動作しません。サンプルにはいっていた動画を動かそうとするだけで停止。
急いで入れすぎたのかもしれません。DirectXなどもちゃんとインストールしたかどうかが怪しいので、もう一度一から見直してみます。最悪OS再インストールになりそうです。
----------------- 追記です ------------------
結局、OS再インストールしました。Windows UpdateやDirectXなどをちゃんと入れた上でUlead Video Studioをインストールすると問題なく動きました。
教訓、「急がば回れ」?ですね。
また、起動時にF1キーをおして立ち上げていた件ですが、エラーメッセージを読むと、どうやらFDDがないといっている模様。ためしにBIOSメニューで、Aドライブで「1.44MB FLOPPY DRIVE」となっていたのを「none」にしたら、正常に起動できるようになりました。
ちなみに、基盤むき出しはあまりに可愛そうだと思い、ケースにいれました。
発泡酒のケースです
さすがに紙だけあって、加工はしやすいです。100均ショップのバンドとガムテープで縛り付けて出来上がりです。側面にはキーボードやディスプレイ用端子へアクセスのために大穴を空けました。また、光学ドライブははずしておき、使うときだけつけるためIDEケーブル端を外に出しておきました(上3枚目の写真)。
妻は「燃えるんじゃないか?」と戦々恐々です。まあこの当時のマザーボードはそんなに熱を出さないし、電源も小容量のものだから大丈夫でしょう。そんなにしょっちゅう使わないし。
このマシンには、メインPCでなぜか使えなかったIEEE1394ボードと、ビデオキャプチャボードもつけてみました。これらもちゃんと正常に動作。これでデジタルビデオのデータも吸い出せるし、いーれこ2が壊れた時のバックアップにもなります。
この3千円PC、ちらほらと活躍の機会がでてきそうです。
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