ついに、詳細が発表されました、nikonのz6Ⅲ。予想を超える高性能なポイントがたくさんあって嬉しい反面、「やっぱりその位の高価格になるよね」という現実を突きつけられる、複雑な気持ちになる内容でした。
*画像は公式サイトより
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公式(ニコンダイレクト)での価格:435,600円(税込)
*画像は公式サイトより
おそらく、家電量販店でも近しい価格での販売になると思われます。ヨドバシやビックカメラはポイント10%なので、実質:392,040円というところでしょうか。だいたい予想通りの数字ではありましたが、米国では2,499ドルでの販売だそうです。仮に、z6Ⅱが発売された当時の1ドル=110円の場合だと、274,890円です。z6Ⅱからの値上げは、ほぼ無しという良心的な設定。nikonの中の人は、けっこう頑張ってくれたのではないでしょうか。改めて、円安の状況が恨めしく感じられます。
下剋上祭りの性能進化
・高速性能を革新した、世界初※1の部分積層型CMOSセンサー
・一瞬をより確実に捉える、最大約120コマ/秒※時のプリキャプチャー
・速い動きを滑らかに途切れなく表示するEVF
・より自由な4K動画制作を実現する12bit 6K RAWと10bit 5.4K ProRes 422
・フルHD 240pによる最大10倍のスロー映像で瞬間をドラマティックに表現
・4000cd/m2対応※1、576万ドット、DCI-P3相当の広い色域をカバーするEVFで、没入感溢れる撮影体験
直前でリーク情報が散見されましたが、本当に積層型CMOSセンサーの採用になるとは思いませんでした。これはα7sシリーズの新型でも同センサーが採用されるのでしょうか。
プリキャプチャは上位機種の性能をそのまま持ってきています。EVFの高性能には定評があるnikonですが、z6Ⅲでさらに進化させるようです。動画についても、かなり踏み込んだ機能を盛り込んでいます。
まだ深く読み込んではいませんが、これは確かに40万円弱となるカメラなのかも知れません。凄い。ただ、アマチュアにここまで必要なのだろうか?という思いも頭を掠めます。
公式(ニコンダイレクト)のやる気が凄い
*画像は公式サイトより
レンズキットがかなりお得設定です。
NIKKOR Z 24-120mm f/4 S:154,000円(yodobashi.com 6/16現在)ですので、単純にz6Ⅲにレンズの値段を乗せると589,600円になります。4万円ほどお得になる計算、これは良いですね。
*画像は公式サイトより
そして、ニコンダイレクト限定の購入特典も豪華。
オリズナルバッグインバッグやレンズケース。ロゴの主張はやや強い気がしますが、質感や作りはとても良さそうです。
*画像は公式サイトより
さらには、次回の買い物で使用できるクーポン、3年保証まで。この辺はsonyの公式ストアのサービスと近しいですね。初ロットでz6Ⅲを購入する方は、ニコンダイレクトでの購入はかなりお得になりそうです。
まとめ
スペックは最高だと思うし、コンセプトも明確、ドルでの値付けも良心的とあって、z6Ⅲは大ヒット間違いなしの機種だと思います。くどいかも知れませんが、円安が憎いですね。110円の世界線であれば購入を検討していましたが、さすがに40万円となると、、、。
予約受付開始は6月19日10時。発売日は2024年7月12日。おそらく初回ロットは瞬殺で売り切れてしまうのでは、と予想しています。nikonユーザーの人は明日一日、悩ましい時間を過ごされるのではないでしょうか。