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なんか最近、人文学者っぽい人が、「批評」と「考察」を並び立てた上で、「考察は最近の人間がハマってる浅ましい正解探し。批評をもっと大切にするのです(要約)」ってことを遠回し...
そもそも批評と考察はまったくの別物なので、並べて語ることに意味があるとは思えない
考察文化は正解（＝作者の公式見解）を求めるものでそれ以外は間違いで無価値っていう基準を持つ文化だから 作者の公式見解と別に多様な読み方とか価値観の転倒に挑戦する批評とは...
でも最近の考察文化って「原作と無矛盾でどれだけ荒唐無稽な説を立てられるか」みたいな競争になってキャラ解釈とかも一人歩きして二次創作的だよね。
30年くらい前に「幽遊白書の秘密」とか「るろうに剣心の秘密」とか人気漫画のちょっとした考察本がブームになったことがあって随分と批判されてたけどそのあたりが始まりじゃないか...
90年代のベストセラー「磯野家の謎」と「空想科学読本」が今の考察文化の先駆けだろうね
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