三室塚古墳は輯安郊外にあり、5世紀初め、好太王治世後期頃のものと思われている。本壁画は馬鎧と竜頭様の馬面を装した馬に跨った、挂甲長矛騎兵の戦闘ぶりを示している。挂甲はズボン式で矛の先はやや幅広い。この種の装甲騎兵を突撃力の中核とする騎兵大集団と、倭の短甲長槍歩兵大集団が対決し、結局倭が敗北したのである。
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