火事

実家の隣のアパートが、朝方火事になる。外から炎は見えなかったが、煙の臭いがすごい。幸い延焼は免れたが、不安に思いながら見ていたら、どうも死者が出たらしい(人体らしきものが、消防士によって、完全にビニールに包まれて運ばれて行った)。人間、いつ死ぬか分からないですね、本当に。
後でニュースを検索したら、確かに、中野区のアパート火災で、男性一人死亡、女性一人ケガ、とあった。
昔よく、恐ろしい火事の夢を見た。朝目がさめたときは、夢で本当によかったと思ったものだ。しかし、実際に隣りが火事になっても、なぜか自分は(家族も)まったく冷静で、家族四人でのんびりと朝食を取っていた。このギャップはなんだろう。そういえば、防犯カメラの映像で、放火されて火が上がっているスーパーの店内でも、のんびりと買い物かごを押している人がいたりする。ソウルの地下鉄火災の映像もそうだった。なぜかリアリティがないのだ。すぐに逃げられるとも思っているからかな。