2023/06/06 - 2023/06/18
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Rail Starさん
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2023年6月6日から6月18日までの約2週間、多分最後になるかもしれないイギリスへ三度目の訪問、そしてコロナ過で断念したベルギーとちょこっとオランダを夫婦二人で巡ってきました。
【第9日目】 6月14日(水) 後半
ゲント街歩き、グランプラス周辺をぶらぶら歩き
表紙写真は、ゲントの鐘楼からの風景。
正面が、「聖ニコラス教会」、左奥が「聖ミカエル教会」
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「ゲントの鐘楼」(世界遺産・ベルギーとフランスの鐘楼群の1つ)
鐘楼は、ゲントの自治権の象徴として、またギルド繁栄の象徴として、1300年頃建てられました。本来、非常時に軍隊を招集するために建設されたという説もある鐘楼は、高さ90mあり、望楼としての役割も果たしていました。16世紀になるとカリヨン(組み鐘)が設置され、街中に美しい音色を響かせるようになります。
鐘楼の東側には、繊維ホールが隣接されています。1425年建造された繊維ホールは、ゲントの有力者たちの事務所として、また、商人たちの会議場として使用されました。
繊維ホールを挟んで右奥が「聖バーフ大聖堂」 -
ゲントの鐘楼に登ります。
料金は、1人11ユーロ
高いところがほんとに好きな夫婦です。
上までの途中にいろいろと展示物があります。 -
ゲントの鐘楼
上までの途中にいろいろと展示物があります。 -
ゲントの鐘楼
上までの途中にいろいろと展示物があります。 -
ゲントの鐘楼
上まで登ってきました。 -
ゲントの鐘楼からの風景(東方面)
「聖バーフ大聖堂」 -
ゲントの鐘楼からの風景(市庁舎方面)
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ゲントの鐘楼からの風景(北方面)
フランドル伯居城 -
ゲントの鐘楼からの風景(西方面)
正面が聖ニコラス教会、左奥に聖ミカエル教会が見えます。 -
ゲントの鐘楼からの風景
巨大な時計 -
ゲントの鐘楼を降りていきます。
カリヨン(組鐘・53個あるそうです)を奏でる機械 -
ゲントの鐘楼を後にして、「聖バーフ大聖堂」へ。
12世紀に建造が開始され16世紀完成。数世紀をかけて建造されたため、ロマネスク様式とゴシック様式の特徴を併せ持っている教会です。ゲントで生まれたカール5世が洗礼を受けた教会としても名が知られています。 -
聖バーフ大聖堂
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聖バーフ大聖堂
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聖バーフ大聖堂
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聖バーフ大聖堂を後にして、シント・バーフ広場に出てきました。
鐘楼と繊維ホールが真正面に見えます。
ゲントの街歩きを終えて、シント・バーフ広場のトラム乗り場から1番のトラムで、「ゲント・シント・ピータース駅」まで戻り、列車でブリュッセルまで移動します。 -
ブリュッセル中央駅への列車内
列車に乗ってしばらくして、私も妻もついウトウトしていた時に、突然2人組の男性に声をかけられました。
「何事なのか!?」とびっくりしましたが、ベルギー国鉄の職員さんが車内を巡回していて、「網棚に荷物を置いたまま、居眠りをしてはだめですよ。置き引きに荷物をとられてしまいますよ!!」との注意でした。
普段はそんなことをしないのですが、車内はガラガラだったので、つい荷物を網棚に上げたまま居眠りをしてしまったようです。もちろん貴重品は、肌身離さず身につけていましたが、何事も無くてよかったです。
「日本とは違う外国だ」という意識をいつも持っておく必要性を改めて肝に銘じました。反省。 -
「ブリュッセル中央駅」に到着しました。
正面玄関 -
駅前の公園を抜けて、まず「ギャルリ・サン・テュベール」へ向かいます。
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ギャルリ・サン・テュベールの入り口です。
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ギャルリ・サン・テュベール
いろんなお店が並んでいます。 -
ギャルリ・サン・テュベール
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ギャルリ・サン・テュベール
何も買う予定はありませんが、ぶらぶらするのが楽しみです。 -
ギャルリ・サン・テュベール
チョコレート・ショップ「Mary」
1919年創業 王室御用達ブランドの中では最も古いチョコレートブランドだそうです。 -
「ギャルリ・サン・テュベール」を後にして、グランプラスを目指して歩いていたところ、道沿いにあるレストランの陽気な店員さんに、メニューを見せられて強烈に夕食をすすめられたのですが、夕食は予約済みだったので、「飲み物だけでいい?」と言ったら、「もちろん、喜んで」とのことで、道沿いのテラス席でちょっと一休み。
ビールは、「HAACHT」、キレのある旨いビールです。
ハーヒト醸造所は現存しているベルギービール醸造所の中では規模的に第三番目です。ルーヴェンとメッヘレンとの間にあるフラマン・ブラバント州にある家族経営による醸造所だそうです。 -
妻は、「アイスコーヒー」を頼んだのですが、来てみたら「温かい」コーヒーでした。「冷たいコーヒーが飲みたいけど、できる」と聞いたら、笑顔で「OKだよ」と言ってくれたのですが……。
陽気な店員さんにそのことを伝えると、急いで「氷」を持って来てくれました。 -
一休みしてから、グラスプラスを目指して歩き始めると、この通り沿いに、かの有名な「シェ・レオン」がありました。利用した方の評価は良否相半ばしているようですが、いかがなのでしょうか。
グランプラスを楽しむのは後にして、先に、「セルクラースの像」と「小便小僧」に会いに行きます。 -
「セルクラースの像」
「グランプラス」の南西側にあります。
「セルクラース」は、フランドル伯の攻撃からブリュッセルの街を救った英雄として語り継がれる人物です。「セルクラースの像」に触れ撫でると、その人は幸福になれると云われています。
みんなに撫でられて、右手と右足は、「金ピカ」になっています。 -
幸せを祈って、記念写真。
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「シャルル・ビル通り」から「エチューヴ通り」を通って「小便小僧」に向かいます。
通り沿いあった「フリット屋」さんのディスプレイ -
「小便小僧」に会えました。
「世界三大がっかり」の1つらしいですが、「がっかりする」ようなことは無かったですね。
「ブリュッセルの最長老市民」のキャッチフレーズで知られる小便小僧。市民のあいだでは「ジュリアン君」の愛称で親しまれています。
この小便小僧が「がっかりスポット」といわれる最大の理由のひとつが、その小ささ。世界で最も有名な像のひとつでありながら、身長はわずか55センチしかないことなのかもしれませんね。
小便小僧の像は、15世紀にはすでに存在していたとされ、現在のブロンズ像は1619年に当時の著名な彫刻ジェローム・デュケノワによって制作されたものです。 -
小便小僧
今日はタキシード姿でした。 -
グランプラス方面に戻ります。
通り沿いの「チョコレート屋」さんで、量り売りのチョコレートを買って、食べながら歩きます。100gで5ユーロ。試食をしながら、数種類混ぜ合わせて買ったのですが、どれも美味しかったです。 -
お店のショーウィンドウに並ぶカラフルな小便小僧達
(結構マッチョなのは、何か意味があるのでしょうか?) -
美味しそうなワッフルが並んでいます。
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「グランプラス」に戻ってきました。
多くの観光客で賑わっています。 -
「グランプラス」を取り巻く壮麗なギルドハウス群
「ブラバン侯爵の館」 -
「グランプラス」を取り巻く壮麗なギルドハウス群
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「グランプラス」を取り巻く壮麗なギルドハウス群
「王の家」 -
「グランプラス」を取り巻く壮麗なギルドハウス群
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「グランプラス」を取り巻く壮麗なギルドハウス群
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「グランプラス」を取り巻く壮麗なギルドハウス群
「市庁舎」 -
「グランプラス」を取り巻く壮麗なギルドハウス群
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「グランプラス」を取り巻く壮麗なギルドハウス群
屋根の上や壁面も見所です。
「仕立屋の家」 -
「グランプラス」を取り巻く壮麗なギルドハウス群
屋根の上や壁面も見所です。 -
「グランプラス」を取り巻く壮麗なギルドハウス群
屋根の上や壁面も見所です。
「パン屋同業組合」 -
「グランプラス」を取り巻く壮麗なギルドハウス群
屋根の上や壁面も見所です。 -
「グランプラス」を取り巻く壮麗なギルドハウス群
屋根の上や壁面も見所です。 -
「グランプラス」を取り巻く壮麗なギルドハウス群
グランプラス、堪能しました。
そろそろ夕食にします。 -
今日の夕食は、グランプラスに面したレストラン「'T KELDERKE」
(公式サイトでテーブル予約) -
レストラン「'T KELDERKE」のテラス席
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レストラン「'T KELDERKE」の店内
トイレを借りに店内に入りましたが、こんないい天気では、中にお客さんは誰もいませんね。 -
まずは、飲み物。
私は、「GRIMBERGEN」
フルーティーでコクのある旨いビールです。
妻も今日はビールで、「MAES PILS」
あっさりしたライトタイプのピルスナーです。
ベルギーのレストランやカフェでビールを頼むと、「おつまみ」が添えられます。
ナッツ類や日本のおかき(あられ)なども入っています。
メニューを見ながら「何にするかな~」と相談していたのですが、テーブル担当の男性が、日本人だとわかったのか、いわゆる「名物料理」をピックアップした「写真入りの日本語メニュー」を持って来てくれました。
選んだのは、「カルボナード・フラマンド」(これは最初から決めていました)と「ワーテルゾーイ」の2品。 -
「カルボナード・フラマンド」
エールビールで牛肉を煮込んだシチュー風の料理です。ベルギーの北部「フラマン地域」の名物料理ですが、すでに国民食になっているようです。
これは、ちょっと濃い味ですが、絶品でした。パンとフリットがサーブされます。 -
「ワーテル・ゾーイ(チキンを使ったゲント風)」
日本で食べる「クリーム・シチュー」よりもかなり「薄い」感じですが、味は大変良かったです。
ただ、チキン(多分胸肉だと思いますが)が、「煮込んだのではなくただ茹でた感じで、ちょっとパサついているし、なにせ巨大です!!」ので、やや期待外れ。
これはさすがに残しました。
テーブル担当の男性は、「Good Choice!!」と言っていましたが……。 -
夕暮れのグランプラスを眺めながら、ゆっくり食事ができました。
食事も終わるころ、隣の席にいたブラジルから来られたご夫婦に声をかけられました。日本語メニューを見ていたので、日本人だとわかったのだと思います。
「今年の冬に、2週間かけて日本を旅した」そうで、「広島、大阪、京都、奈良」を巡られたそうです。なかなか渋いチョイスです。
スマホの写真を見せてくれながら、「安芸の宮島は素晴らしく美しかった」「大阪の道頓堀で食べたたこ焼きは美味かった」「京都は一面の雪景色が忘れられない!!」「奈良の大仏の大きさはすごいね」等々と、日本での思い出や日本の文化や歴史の話しが弾みました。素敵なご夫婦でした。
こんな出会いが旅の醍醐味の1つですね。 -
グランプラスのライトアップされる時間を、レストランで尋ねると「21:45」くらいとのこと。待つのはあきらめました。
食事を終えて、夕暮れの街を駅に向かいます。 -
夕暮れの街を駅に向かいます。
ブリュッセル中央駅に戻って、列車でメッヘレンに戻りました。
今日もよく歩きました。
ベルギー街歩き最終日の明日は、屋根のない美術館とも言われている「ブルージュ」へ行きます。
シニア夫婦欧州旅~思い出重ねる三度目のイギリス&ベルギー&ちょこっとオランダ⑫ブルージュ街歩き に続きます。
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