シニア夫婦欧州旅～思い出重ねる三度目のイギリス&ベルギー&ちょこっとオランダ④ウェストミンスター寺院訪問

ロンドン3日目の朝
今日もいいお天気のようです。

今日は、午前中に「ウエストミンスター寺院」を訪れ、午後は、12年前に知り合ったエリオットご夫妻の自宅を訪問し、そこで一泊させていただきます。そして、明後日にはまたこのアパートメントに戻る予定です。したがって、一度チェックアウトをして、大きな荷物は、とりあえずパディントン駅近くの一時預かりに預けるつもりでしたが、アパートメントのオーナーAnthonyさんから『大きな荷物はリビングルームに置いて行けばいいよ。今日は違うゲストが泊まるけど、僕の友達の家で預かるから。明後日チェックインする時までには、荷物はまたリビングルームに戻しておくよ』とのうれしいお言葉をいただき、ご好意に甘えさせていただきました。優しい心遣いに感謝。

身軽になって路線バスでウーリッジ駅へ。

エリザベス・ラインでホワイト・チャペル駅まで移動し、地下鉄ディストリクト・ラインでウェストミンスター駅へ。

地上に出ると、チャーチル元首相の銅像がある広場の向こうが、「ウェストミンスター寺院」です。
左手の建物は、「聖マーガレット教会」

朝食はこのあたりでと思っていたのですが、めぼしいところが無く、入場時間(10:00で予約)まで、近くを散策しました。

「エリザベス・タワー(ビッグ・ベン)」が見えます。
今日も快晴になりました。

ウェストミンスター寺院の周辺

「ウェストミンスター寺院」

イギリスにおける中世ゴシック様式の代表的な建築物である。1245年にヘンリー3世によって現在の建物の建築が始められました。1517年リチャード2世の時代になってから完成した後も、時代を経ながら増築・改築がなされています。1987年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。

ウェストミンスター寺院

入場前に、写真にある「緑色のテント」で、チケットの予約の有無と持ち物のチェックがあります。この後どこに並ぶのかも案内があります。

ウェストミンスター寺院

たくさんの人たちが並び始めました。この列は、「当日チケットを買う人やロンドンパスの人」です。予約している人は、入り口正面に向かって並んでいます。

ウェストミンスター寺院

時間が来て入場しました。
入場料は、1人24ポンド(シニア65歳以上)。公式サイトで予約するとeチケットがメールで送付されます。貸出されるオーディオガイドはチケット代に含まれています。

ウェストミンスター寺院

写真奥が入場口です。

ウェストミンスター寺院　内部

荘厳な雰囲気を感じながらゆっくり見ていきます。

ウェストミンスター寺院　内部

荘厳な雰囲気を感じながらゆっくり見ていきます。

ウェストミンスター寺院　内部

ウェストミンスター寺院　内部

ウェストミンスター寺院　内部

無名戦士の墓
第一次世界大戦中にヨーロッパ戦線で戦死したイギリスの身元不明の兵士を埋葬しています。

ウェストミンスター寺院　内部

クワイヤ　聖歌隊席。
もともと修道士たちが礼拝を行っていた修道院の一部だったのが、1540年にヘンリー8世によって修道院が解散されたことにより、その機能が変更されたそうです。
現在の聖歌隊席は19世紀のもので、ヴィクトリア時代のゴシック様式。

ウェストミンスター寺院　内部

ウェストミンスター寺院　内部

ウェストミンスター寺院　内部

「主祭壇とコスマテスク装飾の床」
2023年5月6日のチャールズ3世の戴冠式のセレモニーで、国王が王冠を授けられた場所。
コスマテスク装飾の床は、モザイクの技法で彩られたこの床は、約7.5メートル四方に絡み合うような模様が広がり、紫の斑岩や黄色い石灰岩などが用いられている。

ウェストミンスター寺院　内部

故エリザベス女王戴冠式の写真

ウェストミンスター寺院　内部

ウェストミンスター寺院　内部

ウェストミンスター寺院　内部

ウェストミンスター寺院　内部

ウェストミンスター寺院　内部

ウェストミンスター寺院　内部

ウェストミンスター寺院　内部

ウェストミンスター寺院　内部

ウェストミンスター寺院　内部

ウェストミンスター寺院　内部

ウェストミンスター寺院　内部

「Royal Air Force Chapel」

ウェストミンスター寺院　内部

「レディ・チャペル」
イエス・キリストの聖母マリアに捧げた礼拝堂。

ウェストミンスター寺院　内部

ウェストミンスター寺院　内部

「ポエッツ・コーナー」の案内板
右上の赤い菱形の番号にオーディオガイドが対応しています。

ウェストミンスター寺院　内部

ポエッツ・コーナーにあるチャールズ・ディケンズのお墓

ウェストミンスター寺院　内部

ウェストミンスター寺院　内部

戴冠式の展示

ウェストミンスター寺院　内部

戴冠式の展示

ウェストミンスター寺院　内部

ウェストミンスター寺院　内部

「回廊と中庭」
修道士たちが多くの時間を過ごした、寺院の中でも最も活気のある場所の1つで、当時は窓の上部がガラス張りで下部が開いていたため、冬季には藁や干し草、夏季には敷物が敷かれ、壁には絵画が飾られ、屋根からはランプが吊り下げられていたのだとか。

ウェストミンスター寺院　内部

回廊と中庭

ウェストミンスター寺院見学コースの終わり近くにあるカフェ

内部の見学を終え、朝ごはんを食べそびれたので、こちらのカフェで一休みします。

カフェ入り口

カフェ内部

まだランチには早かったようで、朝食メニューから選んだのですが、ビールとポーチドエッグという変な組み合わせになりました。ビールは、「BREWDOG PANK IPA」
妻は、ケーキとコーヒー。
16.11ポンド＝2,870円ほど

ウェストミンスター寺院を出ました。
これからテムズ川沿いを歩いて、地下鉄「エンバンクメント駅」まで行きます。

ビッグ・ベン

改装も終わり美しい姿が青空に映えます。12年ぶりに間近で見ることができました。

テムズ川に架かる「ウェストミンスター橋」の上から一枚。

「ロンドン・アイ」とテムズ川の交通手段として便利な「テムズ・クリッパー」

テムズ川沿いを歩きます。

ロンドン警視庁・スコットランド・ヤード

地下鉄エンバンクメント駅に到着しました。
ここからノーザン・ラインでロンドン・ユーストン駅まで行きます。
ユーストン駅からバーミンガム・インターナショナル駅まで列車で移動して、10年来の知人エリオットご夫妻のお宅に11年ぶりにお邪魔します。1泊させていただき、旧交を温めます。

シニア夫婦欧州旅～思い出重ねる三度目のイギリス&ベルギー&ちょこっとオランダ⑤思い出重ねる知人宅滞在　に続きます。