2022/09/21 - 2022/10/04
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2022年9月21日から10月4日までの2週間、ウィーン→プラハ・チェスキークロムロフ→ドレスデン・マイセン→バード・ドベラーン→ハンブルグ・ブレーメン・ツェレ→コペンハーゲンと夫婦二人で巡ってきました。
⑥『マイセン街歩き』
【第6日目】 9月26日(月)
マイセン街歩き(マイセン磁器博物館、旧市街など)
表紙写真は、ラべ川畔に佇む「アルブレヒト城」
この旅でも、一番印象深いシーンの一つです。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ドレスデンの「Hotel&Apartment Altstadtperle」の朝食ルーム
ホテル棟で朝食を食べます。1人12ユーロ。ビュッフェなので、その日の朝に頼んでも大丈夫だそうです。 -
妻の腰痛もかなり良くなり、昨夜はゆっくり眠れたようです。
ブュッフェスタイルで、品数も結構多くて美味しいし、パンも焼きたても含めて豊富な種類が揃っています。コスト・パフォーマンスもかなり良いですが、何より「美味しく食べてほしい」という気遣いや気配りが溢れた朝食でした。
今日は、「マイセン街歩き」と少し「鉄分補給」、そして時間があればドレスデン旧市街を訪れる予定です。
しっかり食べて出発します。 -
朝食後少し近くを散策したりして、予定を遅らせて、タクシーでドレスデン中央駅東口に着き(15.5ユーロ)、駅舎に入りました。
ドレスデンを中心とした交通連合「VVO」のデイ・チケット(ペア・ファミリー用・3ゾーン)を券売機で購入しました。2人で22.5ユーロ。ゾーン内は、鉄道、トラム、バスが乗り降り自由です。 -
ドレスデン中央駅の地上(1階)ホームの一部は行き止まり形式になっています。
-
地上ホームの上、高架になっている2階にもホーム(アーチ形のシェードあるところ)があり、私達が乗るSバーンは、ここから出ます。
-
発車時刻が迫ってきたので、ホームに上がります。
2階ホームに上がる階段。右側に、重い荷物などをホームまで上げるベルトコンベアーがあります。もちろん階段の反対側にエレベーターもあります。 -
2階ホームに上がってきました。
10:00発のSバーン(近郊電車)S1、「マイセン・トリービッシュタル」行きに乗ります。終点の1駅手前の「マイセン・アルトシュタット駅」まで33分で到着します。 -
Sバーン・車内の様子
トイレも完備。ドイツの列車のトイレは例外なく広くて清潔、車いすの方も楽々利用できます。 -
早速一杯!!
駅構内のコンビニでパン等と一緒に仕入れた、ピルスナーFlensburg 1.49ユーロ。
ペットボトルやビン・カン入りの飲料に「Pfand」マークがついていると、いくらかの容器代デポジットが料金に含まれています。このビール瓶は、15セントでした。空の容器をスーパー等にある「回収機」に入れると、デポジットが返金される仕組みになっています。ちなみに、ペットボトルの水はビールより高い1.59ユーロ、Pfandは、25セントでした。
「お昼用じゃなかったの!?」と妻に突っ込まれていますが、ぬるくなると美味しくないので。(と苦しい言い訳です) -
マイセン・アルトシュタット駅に到着。
今日もいいお天気です。
遠くに大聖堂の尖塔が見えます。 -
乗ってきたSバーンの2階建て車両。
交通連合VVOの文字が見えます。
まず、「マイセン磁器博物館」に行きます。 -
「マイセン磁器博物館」への道すがら
街の小さな教会
駅前からバスに乗るつもりだったのですが、バスが出たばかりでした。
そんなに遠くでもないし、天気もいいので歩くことにしました。 -
「マイセン磁器博物館」へ到着です。
駅からゆっくり歩いて、15分ほど。
博物館の前にバス停(〇にH)がありますが、ここには、マイセン駅やマイセン・アルトシュタット駅方面行きのバスは停まりませんので、帰りにバスを利用される場合は注意してください。 -
「マイセン磁器博物館」のファサード
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「マイセン磁器博物館」の館内
入り口を入ったところにあるカウンターでチケツトを購入。2人で24ユーロ。
磁器製作の過程が見られる見学用工房も入れます。 -
「マイセン磁器博物館」の館内
高級感あふれる館内の雰囲気が素晴らしいです。 -
「マイセン磁器博物館」の館内
高級感あふれる館内の雰囲気が素晴らしいです。
もちろん磁器の販売もしていますが、「アウトレット・コナー」でも、かなりいい値段ですね~。 -
「マイセン磁器博物館」の館内
高級感あふれる館内の雰囲気が素晴らしいです。 -
「マイセン磁器博物館」の館内
美術館のような雰囲気も漂いますね。 -
「マイセン磁器博物館」の館内
磁器の材料になる土の説明ですね。 -
「マイセン磁器博物館」の館内
磁器製作の過程が見られる工房見学のガイドツアー集合場所。
ツアーが始まる前に、オーディオガイドを貸してもらえます。もちろん日本語もあります。 -
ガイドツアーに参加します。
工房見学のガイドツアーの最初は、マイセン磁器の成立の歴史などその概要についてのビデオを観ます。もちろん、内容についてはオーディオガイドが日本語で説明してくれます。 -
見学用磁器工房のガイドツアー
第1番目の工房(工程)
ろくろによる成形と型取り -
見学用磁器工房のガイドツアー
第1番目の工房
型取りをして、このような磁器の原型を作ります。 -
見学用磁器工房のガイドツアー
第2番目の工房
型からできた様々な原型を接合しています。
右下の番号が、オーディオガイドのチャンネル番号です。 -
見学用磁器工房のガイドツアー
第3番目の工房
素焼きされたお皿に、下絵付けしています。 -
見学用磁器工房のガイドツアー
第4番目の工房
最終工程の「上絵付け」です。この工程が最も熟練が求められるようです。
ガイドツアーはこれで終了です。 -
磁器博物館を後にして、マイセンの旧市街に向かいます。
先にも書きましたが、博物館の前からはマイセン駅やマイセン・アルトシュタット駅方面のバスには乗れないので、駅方面に200mくらい歩いたこのバス停に来るバスになります。写真正面のT字路の左方向にある博物館からここまで歩いてきました。ここから「マイセン駅」行きのバスに乗って、旧市街に向かうことにしました。 -
マイセン駅行きのバスを、「アルブレヒト城」と「大聖堂」が正面に見える、ラべ川横のバス停で降りました。
バス停からバス道を渡り、正面にある短い坂道を上った交差点を左方向にいくと旧市街です。右手に進めば、ラべ川に架かる「アルトシュタット橋」を渡ってマイセン駅方面に通じています。 -
旧市街を散策しながら、マルクト広場を目指します。
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旧市街を散策しながら、マルクト広場を目指します。
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マルクト広場に着きました。
白い建物が、「マイセン市庁舎」です。斜め後ろが、「フラウエン教会」。この教会の鐘は、マイセン磁器製だそうです。
何かイベントがあるのか、飾りつけの作業が行われています。 -
マルクト広場
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マルクト広場
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マルクト広場
マイセン市庁舎 -
マルクト広場
市庁舎のプレート -
マルクト広場
市庁舎にあるカフェのテラスで一休みします。
いいお天気です。 -
マイセン市庁舎のカフェ
白ビールWeihenstephanとコーヒーを頼みました。 -
旧市街を後にして、途中お土産物を少し購入し、アルトシュタット橋袂のバス停に来ました。
橋から見た旧市街の街並み。 -
イチオシ
アルトシュタット橋から見た「アルブレヒト城」と大聖堂の尖塔
青空を背景にエベ川畔に立つアルブレヒト城の姿は、長旅の疲れを癒してくれるような、とても穏やかで美しい風景でした。
妻ともども、この旅の一番印象に残った景色の一つです。 -
「アルブレヒト城」と大聖堂の尖塔
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アルトシュタット橋の袂の小さな公園にある、磁器でできた「ケンドラーのヒクイドリ」の噴水
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アルトシュタット橋からバスでマイセン駅に着きました。
この後、マイセンからドレスデンに戻る途中にある「ラーデボイル・オスト(Radebeul Ost)」駅まで行き、ちょっと「鉄分補給」します。
マイセン駅待合室にあるトイレは、無料でした。 -
Sバーンに乗って、ラーデボイル・オスト駅に着きました。
ここに、「Loessnitzgrundbahn」という名の保存鉄道があります。
ここから「Moritzburg」駅までを、1日数本、小さな蒸気機関車が牽引する列車が往復しています。 -
「Loessnitzgrundbahn」のラーデボイル・オスト駅のホームと小さな待合室。
写真右側がSバーンのホームです。 -
待避線には1両、機関車が置かれていましたが、もう動いていないようです。
この時間は、すでにMoritzburg駅行きの列車が出てしまっているので、戻りの列車が帰ってくるまで機関区の方に行ってみました。 -
Loessnitzgrundbahn保存鉄道の客車
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機関区の奥には、2両の蒸気機関車が「放置」されていました。雨ざらしなので、あちらこちら錆びついている姿は、ちょっと悲しくなりますね。
しょうがないことなのかもしれませんが。 -
機関区にある給水塔と石炭補充機
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遠くで汽笛が聞こえて、ほどなくして小さな蒸気機関車が客車を牽引して戻ってきました。
この鉄道には「転車台」がないので、戻りは後ろ向きです。
やっぱり、現役で動いている蒸気機関車を見るとワクワクします。
この写真は、Sバーンのホームから写したのですが、私と同様にホームで写真を撮っている方がおられたので声を掛けました。
同年代の「パリ・ジャンの鉄っちゃん」でした。ドレスデンの蒸気機関車フェスティバルの話しをすると、「僕も3年前に訪れたよ。その時は特別列車の写真も撮ったよ」と、メモリーにあった写真を見せてくれました。 -
戻ってきた蒸気機関車
この後しばらくして、あまり多くはない乗客を乗せて次の列車を牽引して出発していきます。
これからもずっと元気で頑張ってほしいものです。 -
Loessnitzgrundbahnを後にして、Sバーンでドレスデン中央駅まで戻ってきました。
これから、ドレスデン旧市街を少しだけ散策してから夕食に行きます。
トラムを利用しますが、交通連合「VVO」は、トラムやバスも同じ運賃体系なので、朝買ったデイ・チケットで乗り降り自由です。 -
トラムから降りてビルの間を抜けると、夕日を浴びた「フラウエン教会」が見えてきました。
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フラウエン教会がある「ノイマルクト」には、たくさんの屋台やお店、遊具なども出ていました。
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「フラウエン教会」
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「ノイマルクト」
メリーゴーランドもあります。 -
ノイマルクトに立つ「マイルティン・ルター像」
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ノイマルクト
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にぎわうノイマルクトの屋台をひやかしながら散策して、またトラムに乗って夕食に行きます。
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今日の夕食は、「Ramen・1974」
トラムの「アルバート・プラッツ」から歩いて5分ほど。ここに来るまでにトラムを乗り間違えて、あっちに行ったりこっちに行ったりしましたが、何とかたどり着きました。
ベトナム料理はじめアジアや中東系のお店も並ぶ通りにあります。 -
妻は、キリンビール一番搾り、私は、白ビールEdel Weiss Bier。
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味噌ラーメン(煮卵トッピング)
決して「なんちゃって」ではないですが、麺の量は多く、チャーシューも野菜類も多いし、煮卵も最初から2個入っていてボリュームたっぷり。
トッピング、いらんやん!!
日本なら「もう一度は無いなあ~」という味。(あくまでも個人の感想です)
ラーメン2杯と煮卵トッピング、ビール2本とで、36ユーロ。 -
アルバート・プラッツからトラム6番に乗って、アパートメントの最寄り停留所まで帰ってきました。にわか雨が降ったのか街灯の光を反射する道路には夜の闇が迫ってきています。
この道をまっすぐ進んで、アパートメントに戻ります。
朝は、予定していたより遅い時間に出発して、マイセンも結構時間をとりましたので、ドレスデン観光はあまりできませんでしたが、いいお天気でゆったり街歩きができました。
⑦『機関車モリーに会いに行く』に続きます。
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