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    【イラスト】おてて!

    2023/ 03/ 03
                     
     当たり前が当たり前じゃなくなる恐怖が無いってのは良いな、経験がそう教えてくれる。そんな恐怖を感じたらどうにも、まともじゃ居られなくなるような苦しさに覆われちまうでな、俺は。
     少しだけ苦痛が減ったよ。
     苦しかったら寝るのだ、寝かしつけて遣るのだ。寝ても良いのだっだ~。
     そうだね…。本当に少し横になってただけなのに、胸の痛みが無くなったよ。正しさをもう少し推し量るべきかもしれないな。
     ノンノン、創、寝たいとか、起きたいとか、遣りたいとか、そう言う自分からの欲求が大事なんだぜ!欲を感じて正直になって良いのだよ。余り分からんかもしれんけどな!
     我慢する事は出来るけど、しない事が昔の経験に無いからね…。此れからだね、僕をも延命させないと持たない気がして少し不安だよ。君が…笑ってるのは、見てると元気になるね。
     当たり前の倖せってこんな大事なんだ!!って感動してるからな、笑顔にもなるさ。家族が誰一人欠けるのも俺は絶対に受け入れないだろうな、当たり前を守るのも俺の大事な役目だったぜ。家族と創斃とキリハを言い換えるなら、当たり前の存在だからな。一緒に居て、俺が守れる状態であって当然、でも其れが完全じゃなくて偶に変化するモンだったから、いやさっぱりすっきり新しい空気を吸ってるみたいに良い気分!わは!
     本当に優しいね…でも包帯きつく巻きすぎだよ、痒いよ。
     後で…。



     そう!最後、お前がどっか居なくなる日の寸前だったか、寝る前にお前と一緒だった。そん時何か布団に何時のか分からん包帯が有ったし血も付いてないから左手らへんに巻いてずっと、お前を宥めてたんだ。凄く怖がってたからな、何かに怯えて。其れを今回は絵にしたんだぜ!まあ数時間だし、何より合作だな。背景っぽいのは全部創ちゃん、俺はメインの手の方を描いた。
     絵が上手だね。
     お前が或るツール使ってた時にスペックの辛さを感じた、早くpc何とかしないとなあ。…うーむ、勇気出して訊いてみるか?未だスキーのあれやこれやが有るけど、全然進まないし俺達だけの負担を軽くしたり、嵩張る日数を抑えられるなら…勇気を出して…。まあ無理って言われたら元の路線だけどな。





    おてて





     じゃじゃ~ん、題名は『おてて』!だって俺達の手が写ってるんだからな!おててで良いだろう。
     背景、僕が居た様な場所に似た色を使ってるんだ。…こんな場所君は知らないでしょ?
     知んね!何処だよ、キリハと一緒にお前探しまくったんだからな。
     
    変な場所だった…、僕以外が閉じ込められたら怖いよ。出られるかな。


     まーでもそうか、こんな色合いに居るのか。俺達が普段居る場所が俺の方の腕で、お前の方の腕は其の謎空間だって事じゃな。…。一寸辛い、お前の不在な5日間は地獄だった…。
     ごめんよ。原因は探してるけど僕自身に思い当たる行動すら無い以上、空白は空白の儘になるかもしれない。取り敢えず、今は彼女もそうだしアタ君も優先して動いてる。そうしたら、きっと大丈夫な筈だけど分からない、確証はない。

     ああ、うーん、でも綺麗だよな、全面此れだったって事でしょ。エライ場所じゃん。
     綺麗には程遠いな…実際に居れば分かるけれど、何の流れも感じない様な隔絶された感じが強い。きっと不安になると思うよ、なる暇も今回は無かったものだけれど。
     でも絵に表すときに使ったお前の指先ツール熟しは最高だったぜ、やっぱあのツール上手に使えるんだな。
     そうかな……照れると言うか、うん…。



    おてて背景



     此れね!黄色とピンクの場所に居たんだってさ。憎い場所だな!



    創のおててアタのおてて




     グラデが綺麗過ぎるぜ…お前いっつも何色の景色見てんだ。
     鼠色、なんてね。褪せた色かな、何を見てもくすんでる。だから絵では明るい派手な色遣いになり勝ちなのかもね…。
     成る程。






     絶望の下書きってか絵の大体の案。下書きが下書きしてねえ。(rightのgが逆なのは、さかさまな状態で書いたから。)


    WS000001_20230303045927eb8.jpgWS000023_20230303045925983.jpg



     赤い線は背景の角度を意識するのに役立ったよ。
     斜めった所為でアングルも見落とした感じじゃなくて変に角度付いたんだろうな~、此れも使えてねえわ…。色々、使い熟す迄は難しいわねえ、俺まともに教えられた物事そんな無いしなあ。そうだよな?
     どうだろうねえ、数年以上はそうかもね。でも独自で何とか出来る所は手を付けてるかな。
     其れかど忘れしてるだけかな。まあ良いや。はは、お前手でっけえな~。
     君の手ってかわいいよね。
     うーん、可愛いサイズって言ったな~?俺自身のサイズで手だけデカかったら何か変だろ…。描き分けるの難しいんだぞ。お前のが独自で。
     今日は描いてくれて有難う。

     …其の有難うだって聞けないと辛いモンだな。落書きだし俺手描くの苦手だから良いよ、大した事じゃあない。
     お蔭で、少し眠れた。君の絵が眼を開く旅に描き進んで行く、物語を見て居る様で落ち着いた。
     ほんと絵が好きね、描いてるでも良いのか。
     何時もは自分ので良いのだが、何か調子が悪い…。少しでも安心したいんだ、君達をまた困らせるのも創作者としてあるまじき事だしどうにか、安らぎたいんだ。
     そーか、まあ無理するな、俺は無理させねえぞ。んじゃあお前は休憩!休め!

     分かった、また待ってるよ。
     おけー!





     最高な気分。俺が他人に敵意を持たずに関われるのは家族が無事で居るからこそだ、お前が不安定じゃ俺は、人間なんて構ってられなくなっちまう。どれだけ其れが脆い条件なのかそら誰にも言えないけどさ、確りしてるなんて言われると辛いよ。人間、其の目ん玉から俺が裏切ったら、どんな言葉を刺して殺しに来るんだろうな。言葉は創斃を殺せる、何処も可笑しくねえのに彼奴は「可笑しい」とかもっと他も言われたんだ、そんな人類に、…まあいっか。忙しい。
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