須磨寺商店街(智恵の道)でお店をしたら、

世にも奇妙な物語になった。

姉は志村どうぶつえんで、泣くのか?



「忙しいんやからな~! ホンマに20分やね! 
帰る時間やのに~・・・」
という姉を引きとめ、ビデオを見せる。


姉(59才)は志村どうぶつえんで、
泣くのか? 検証です!
姉は3匹の犬と1匹のネコを飼ってます。


(少女と生き別れの犬 45年ぶり奇跡の再会!?


生き別れの飼い主を、
たった1匹でさがし続けた犬のお話です音譜


姉 「45年!!・・・? 
そんな犬、居るわけないやないの! 
世にも奇妙とか、SFか、なんか?」
私 「まあ~、ま、、、 見てちょう音譜
姉 「これホンマに20分での~!?
私 「飼い主の女の子は幼稚園の頃イジメにあっていた
・・・どうや?」


姉 「・・・? なに??
この犬、公道で放し飼いやんか! 絶対にアカンよ~!」
私 「まだ、おおらかな時代でした~♪」
姉 「あ~~電車に乗った! ダメ!!」
私 「幼稚園の子が頭を撫ぜてやると、電車から出るんや。
それから、この子が帰って来る時間帯になると、
ワンコは玉造町駅で待っているんやで。
この子にとって、このワンコは親友やったんや。


ところが、このワンコがやって来て1年半が過ぎた時に、
飼い主の女の子は幼稚園で酷いイジメにあっていて、
電車の中で、ワンコの頭を撫ぜるのを忘れてしまう。
気づいた時には、幼稚園のある西岡駅、
そこへ車掌さんが、激しい剣幕で、
「この犬、お譲ちゃんの?」


女の子は、あまりもの車掌さんの剣幕に、
首を横に、、、
車掌さん 「出て行け~!このノラ犬~!!」
ワンコは、
その場を逃げる事しか出来ませんでした・・・・
これで生き別れに!!・・・どうや?」


姉 「よくある話やね、・・・これで終わり?」
私 「・・・・・??」
どうしてウソをついてしまったのか?
あまりのショックに、女の子は寝こんでしまいました。
私 「どう?」
姉 「・・・・・?
あと10分で終わるの、これ!」


ワンコは帰ってきません、、、


お父さんは、仕事の合間を見つけては、
石岡駅へワンコを探しに・・・
石岡駅は、ワンコが女の子が帰る時分に待っていた駅。


女の子も、毎日毎日、
はぐれた駅と待っていてくれた駅を探しました。
家族みんなでいくら探しても見つからないワンコ、、、
どんなに時が流れても、犬を見かける度に圧し掛かる後悔・・・
大好きなワンコを裏切ってしまったあの日のこと・・・


ワンコと離れ離れになってから、
女の子は、
電車の中で車掌さんにウソをついた自分を責め続けていたのです。


はぐれてから17年経っても女の子は、
ワンコが大好きだったクマのぬいぐるみをずっとカバンに・・・
カバンから、ぬいぐるみが落ちました。
女の子は縫物をしながら、
「きっと、ワンコは、私のこと、恨んでいるんだろうな~・・・」
と思いました。


実はこの年、
ワンコはある所で、静かに息をひきとったのです、、、
私 「どうや~~?」


姉 「犬いうたらね、
自分の家に何百キロ離れていても、帰ってくるんよ。
家と幼稚園の距離は、そんなに離れてないんやろ?
アホやねんで、この犬。」

私 「そない言うたら・・・・?
鋭いな~! すごい!」
姉 「でしょ~♪
まだ、あんの?」
私 「・・・・・・?」


そして、月日は流れ、女の子は50才に。
そんなある日、新聞を見ていたら、
1964年 石岡・・・?
石岡駅 忠犬タローの待ち人は?


それは小学校に迷い込んだ、
タローという名の犬の記事でした。
1969年は、少女がワンコと離れ離れになった年。
ワンコと離れた石岡駅近くの小学校の名前。
飼い主さんは、当時の学校の校長先生を訪ねました。


写真を見た飼い主さんは、
すぐに自分のワンコだとわかりました♪


1977年 名犬「太郎」 日本動物愛護協会賞受賞
校長 「チャイムの音を聞くと、思い出しますね~。

45年前、タローはこの小学校に迷い込んだんです。
子どもたちに可愛がられ、タローと名付けられました。
やがてタローは、学校のマスコットとなり、
誰からも愛される幸せな日々を送っていました。


タローには、不思議な習慣がありました。
朝8時半と昼の3時半のチャイムが鳴ると、
タローはどこかに行ってしまうのです。
その行動は、雨の日も雪の日も、なんと17年間、
決して休む日はありませんでした。」


毎日、タローが向かっていた場所は、
女の子と離れ離れになった石岡駅だったのです。
タローはここで、一日も欠かすことなく、
女の子を待ち続けていたのです。
・・・17年間も。


ビデオには、みんなから愛されているタローの映像が、
でもタローは飼い主の女の子のことを、
一時も忘れてはいなかったんです。


朝8時半と昼の3時半、
タローは学校を出て、石岡駅に向かいます。
かなり危険ですが、道路の自動車を避け横断、
遮断機の下りている踏切を渡って、
来る日も来る日も、石岡駅へ。


飼い主の女の子に、会えるかもしれない!
そう思いながら17年間も・・・・
飼い主 「私を待っていてくれたの・・・・(泣)」


私 「どう? 泣いた?」
姉は 「さあ、帰ろ!」と、
姉はカバンを持ち急いで帰って行きました。
顔は見えませんでした。
でも、「さあ、帰ろ!」の声は、・・・・
泣き声だったな~、 
また泣かしちまった~、、、


タロー最期の時、
心配する生徒の呼びかけに、
タローは応える力も残っていませんでした、、、


校長 「もう、そっとしておいてあげよ^^。」
その時、チャイムの音が・・・
最期のその時まで、飼い主の女の子に会いたい!
その強い思いが、タローの体を動かしたのでしょう~?
必死で、起き上がろうとするタローに、
校長 「もう、良いんだ^^。 ここでゆっくりしてろ^^。」
タローは死ぬ間際まで、ずっと女の子を捜し続けていたのです。

離ればなれになって45年・・・

タローの思いは、やっと飼い主さんに届きました♬




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