「哲学ということ」
『心』
何者なのか?
我々は
「心って何?」と
聞かれたら
何と答えますか?
東京大学教授(哲学)
普段何気なく使っているコトバの意味を考え抜き、物事の本質に迫る哲学者。
先生 「車が突然迫ってきた時に、
どうしょう~?とウロウロするのを『心』というね。
心っていうのが、体や頭(脳)と同じ様な意味で、何かあるんだ!
という前提があって、
だけど、まさにその前提が怪しいと思うんだね。」
先生
「例えばね、
ヘビが白い。
このヘビを見た時に、ヘビが怖いっていう反応もある。
それから人によって、可愛いっていう反応もある。
ヘビの色が黒い、
という人がいたら、
それはどちらかが間違っている事になる。
どちらかに決めなくちゃいけない。
だけど、こわいと可愛いは、どちらかが間違っているとは言えないでしょ?
色はヘビに関する性質。
こわい・可愛いは心に属するものなんです。
一言で言えって言われたら、心って、『その他』だと思う。」
語りきれぬことは
語り続けなければならない
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