2006-06-30 Fri 03:49
WOWWOWには入っていないので、見れるのは7月2日の無料放送分の「わが征くは、星の大海」だけですけどね……。 そのほかをみたければ、WOWWOWにはたぶん入らないので、 レンタルしてみればいいんですよね。 ただ、問題なのは、このキャラクターデザインが、デュアル文庫版とまったく違うということです。文庫版のほうのが好きだよ……。 キルヒアイスも、ロイエンタールも、ユリアンもぜんぜん違う! ! 文庫版の絵のリンクをつけようとしたのですが、ちょうど良いところがありませんでした。興味がある方は、オンライン書店など覗いてみてください。 声優さんは何気に豪華ですね。 小説の告知 第三十四話書き終わりました。 手短版初期の方、第三話~第十話あたりも書き足して二つに分けました。よろしければ、見てください。 他の方の小説を読んで自分の非力さに泣く管理人ゆりつきでした。 よろしければ、押してください |
2006-06-28 Wed 02:09
「機動戦士ガンダムSEEDDESTINY○○○」 という題名をつけないといけない。 けど、思いつかない。 今まで、「新約DESTINY」(※1)というブログの題名でごまかしてきたけど、そういえば小説としての題名がなかった。 ※1新約は、新訳の誤植ではないです。新訳は、サンライズさんがきっと何年後かに(たぶん)作ってくれるだろうと期待しています。 「人は、生まれじゃない、育ちが大切なんだよ」というのがテーマだと思って書いていますが、それに合うかっこいい英単語が思いつかない~。ちょっと、考えてみます。 現在の候補 過程 Process 成長 Growth 変化 Change 一つは、藍さんのアイディア。後ろ二つは、翻訳ソフト体験版でいろいろ打ち込んでみた結果。というか、せめて、「変化」くらいは自分で訳せないとまずい気がする。 第34話に小説追加しました。 題名ということで強引に追加するどうでもいいこと。 今週のサンデー(借りて見た)の「ハヤテのごとく」の題名がすごかった。 「130センチのダンディーと僕の地球を守って、ダーリン!」 って、読者対象を完全に無視している題名な気が……(汗) 「130センチのダンディー」というのは、 白泉社刊 山田南平著 久美子と慎吾シリーズ(H2~H9年連載)の第一巻の題名で、 「ぼくの地球を守って」(こっちは有名かな?)は、 白泉社刊 日渡早紀著 (S62~H5) の題名です。 どっちとも、リアルタイムで読んでたので、一言言いたくなった、ただそれだけです。 |
2006-06-21 Wed 21:20
ミーアは、ラクスがプラントに居たこと、そして、ラクスが仲間たちの手によって助け出されたことを知り、自分の役目が終わったことを悟る。このままでは自分の存在が抹殺されるのではないかとおびえたミーアは、港からデュランダル議長の指示には従わずおつきの者を振り切って逃亡 を図った。 一方、ジブラルタル基地に居るレイ・ザ・バレルは昔を思い出していた。 いまから、四年前のことだった。 今よりも髪が短く、そして、幼い顔をした自分がそこにいた。 レイはデュランダル議長とともに、木星に滞在していた。木星の施設には、タリアの姿もあった。タリアは木星プラント間の宇宙船のクルー(軍人で構成されている)の一員であった。 レイはニュースを見ている。連合とプラント間の戦いが激しさを増し、 ジェネシスを守るように立ちはだかる軍事要塞ヤキン・ドゥーエ目前で地球軍とZAFT軍の攻防が始まろうとしていた。 そんな時レイに通信がきた。ある男からだった。 ある男はレイに語りかける。 「もうすぐ、サンクチュアリが完成する。もうすぐだ」 「サンクチュアリ?」 「君が今いる木星の施設は循環型環境保持システムの構築に成功している。だから、もし、何もかもがなくなったとしても、君は生き残る」 「……」 レイは、どのような表情を作ればよいかわからず、戸惑いを隠せない。一呼吸おいて男は、真剣みを帯びた口調で再び語りだす。 「もし、私が死んだら、レイ、お前が私の代わりに生きるんだ」 「……、死ぬ? 嫌です。あなたが死ぬなんて……」 「いいな。わかっくれただろう? それだけが私の最後の望みなのだ。他に望むものなど何もない」 「そんな……!」 「君には、私の友であるギルバートもいる。そして、お前の母さんもきっとそばに……」 「待って。死ぬなんて駄目だよ! 父さん!」 「簡単には死にはしない。私は、私の正義を最後まで貫くつもりだ」 「父さんっ!」 レイの叫び声むなしく、画面は、ただ砂嵐を映すのみ。レイは半透明のドームの向こうに輝く星を見つめながら、誓った。 「僕は……、俺は、生きる。父さんの代わりに」 レイの頬づたいに冷たい輝きが、流れ星のように落ちていた。 追加(6月26日) ドアをノックする音に、すばやく反応し、レイはベッドから起き上がった。 「デュランダル議長より伝言です。基地の典礼場にシン・アスカを伴い、11:00までにまで来るようにとのことです」 「わかりました」 部屋の掛け時計は、 レイは、姿見に自分を写し、襟元を直して部屋を出て行った。 一方、その頃のシンは、基地内の病院に来ていた。 続きます。 |
2006-06-10 Sat 23:20
SEEDでのキラの軌跡が 起 (ヘリオポリス崩壊。向かってくるザフトを倒す) →承(エルちゃんを救えなかった後悔。フレイの誘惑により、バーサーカー化) →展1(バルトフェルト死亡。戦うことに疑問を持ち始める) →展2(アスランとの死闘後、ラクスとの対話、オーブウズミの意思によって本当に戦わなくちゃいけないものを見つける) →結(戦争をのぞむものたちとの最終決戦) と、かなりおおざっぱですが、こうなると思います。 いろいろな批判も聞きますが、私はSEEDは、物語の構図としては、かなり上出来であると思っています。 ちなみに展と結の間にキラの出生の秘密暴露が入ります。 次にTV版のDESTINYでのシンの軌跡は、こうなると思います。 起 (家族死亡 連合をはじめ戦争をしようとするものを許さない、そのための力が欲しい) →承(ザフトに入隊。力を得る) ここまではいいとして、 展が来ないんです。 →起2(ステラ死亡→キラへの復讐心) →承2 (フリーダム撃破。「どんなものでも戦ってやる」アスラン撃破) そして、かろうじて、 展(最終回 アスランに倒され、……?) 結(ファイナルプラス キラと和解するシン) って、いくらなんでも物語の構造がおかしすぎると思うんです。 特に展・結で描写不足のせいで、シンの心境の変化が唐突にしか感じられないのが辛いところです。 シンは「成長」しなかったというか、「成長」を書くはずのエピソードが欠落しているのだと思います。 DESTINYが、 起(家族死亡、連合をはじめ戦争をしようとするものを許さない、そのための力が欲しい) →承(ザフト入隊、力を得てはりきる。守るべきものステラとの出会い) →展(守るべきものステラを傷つけてしまう) →結1(デュランダル議長の戦争をなくすという言葉に心酔。ロゴスと戦う) →結2(自分の出生の秘密など、いろいろなことがわかり、デュランダル議長から離反。最後の戦い→敵なんていない。お互いにわかりあえるはずだという結論に達する) となるというのが、私の希望です。 SEEDの小説版の二巻の解説で、竹田滋さんがこんなふうに文章を閉めていました。 ガンダムSEEDを通じて伝えたいことは、さらに一歩進んでこのディセンシー(イギリス人義勇兵としてスペイン内乱に身を投じ、フランコ独裁政権と戦ったジョージ・オーウェルの言葉「あまねきに人間らしさ(CommonDecency)のために より)を守るためには、 戦うのではなく、戦争を起こさないことしか方法はあり得ないということだ。あくまで、話し合い、理解しあうことで解決を図らない限り、紛争は根絶できないということを感じ取ってもらえれば、製作者として望外の幸いである。 SEEDでは、このテーマにそった最終回を迎えてないような気がしてならないのです。なら、DESTINYでやるしかないじゃないか! とはいえ、ガンダムでは、最終的にやっぱりMS対MSの戦いで閉めるのが一番盛り上がるのではという実質的な引っ掛かりがあるので、その両者をうまい形で両立できたらなと思います。 ちなみにこっそり掲示板を作ってみ、ました右の方にあります。私なら、こんなDESTINYが理想なのになぁ、など自由に雑談に使ってください。 |
2006-06-07 Wed 02:31
イザークとミリアリアの元に、連絡が入った。協力者からだった。イザークは、以前からラクスがプラントにいるらしいという噂を耳にしていた。しかし、詳細なことは一切わからない状態だった。そこで、ラクスの居場所にめぼしをつけるため、人脈を利用し、情報を集めていたのだった。 協力者いわく、プラント本国にある政府の施設の一つで、以前は放置同然の状態だったというのに、最近やたらの人の出入りが激しくなったところがある、という。 |
2006-06-05 Mon 01:55
えーと、カガリのセリフに入る前に、 カガリが所属していた『明けの砂漠』についての簡単なまとめ。 ザフト軍に抵抗するレジスタンス組織。 リーダー サイーブ・アシュマン 以下、 サイーブ語録(抄) 「あのな、俺たちにとっちゃ、ザフトも地球軍もおんなじなんだよ。どっちも支配し、奪いに来るだけだ。いいときには富を独占し、悪いときには自分のもっているものを手放さないために、俺たちにそのしわ寄せを押し付ける」 (「俺たちはやつらを追うぞ! こんな目に遭わされて黙っていられるか!」という、レジスタンスの男たちに) 「馬鹿なことを言うな! そんな暇があったらけが人の手当てをしろ! 女房や子供についていてやれ! そっちの方が先だろ!」 (「こないだ、゛バグゥ゛を倒したのは誰だ、え? 俺たちだろ!」というアフメドに) 今回は、地下の仕掛けはない! 戻るんだ、アフメド!」 (「お考えを変えればよろしいものを……、大事なのは、信念より命ですよ、サイーブ・アシュマン」 「水場は変わるものです。がどこの水でも、水は水だ。飲めればよい。それが命をつなぐのです」というアル・ジャイリーに対して) 「そんな話をいまさらキサマとしようとは思わん」 以上を見るに、サイーブの性格は 冷静でありながらザフトや連合から自分たちの自由を守るという信念を曲げない男。 という解釈でよろしいでしょうか。 カガリもこの組織に参加したということから、ほぼ同じ考えであると思われます。 以下、第二巻のカガリ語録 (゛バクゥ゛との戦闘後、ストライクから降りてきたキラに対して殴りかかりながら) 「おまえがなぜ、あんなものに、乗っている!?」 (その少しあと) 「殴るつもりはなかった……、わけではないがあれははずみだ。許せ」 「ずっと、気になっていた。あのあと、お前はどうしたんだろうと…… (キラ「ごめん」) 「そうだ。二度とあんなことしてみろ。許さないからな」 「で――、そのお前が何でこんなものに乗って現れる? おまけに今は地球軍か!」 ストライクのことを、『あんなもの』『こんなもの』扱いしているところを見るとこの存在がよっぽどカガリにとって忌むべきものであったことが伺えます。 性格の面では、再会したキラに殴りかかる(はずみだけど)ところをみると、結構喧嘩っ早いです。怒りっぽさはシンといい勝負かもしれません。一方、キラの安否を気遣っていたところを見ると優しい一面もあるようです。ステラのことを気遣ったシンを考えると、カガリとシンは意外と性格面では似ているのではないかと思います。 うー、もう三時過ぎてしまいました。続きは明日以降やります……。 えーと、スティングの話。プラントから連合国に戦争中行こうとしたら、どういう手段が考えられるかで煮詰まっています。 たぶん直行便なんてものはないし、亡命? そんなことより、密航? 中立国を経由しつつの密航という線を考えていますが、いいのでしょうか。 そもそも、この小説はどの程度需要があるか不明です。主役スティングだし。設定変えてるし。 息抜きついでに、ハルヒの感想のところに、キョンの本名を考えて寝ます。それでは~。 |
2006-06-01 Thu 01:28
荒い息遣いので周りを見渡すと、そこは、見知らぬ部屋であった。 高級そうな調度品に囲まれているその一室に、シンはまるで見覚えがなかった。 「気づかれました?」 顔を上げると、ピンク色の髪をした女性がにっこりと笑っていた。腕には、赤い『ハロ』を抱えている。 「えっと、あなたはミーア・キャンベル…」 「そうですっ。でも、なるべくラクスと呼んでくださいね。ここでは、そういうことになっていますから」 |
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