(犬）ぺろりん設備の技術ノート　

しびれる仕事・・・
そう、電気を使って漏電、感電の恐れが・・・

いや違う！、

今日はそれ以上にしびれるお話



それは５日前にさかのぼる・・・


次の現場の下見ということでいってみると・・・





「ここの作業は１日１時間しか出来ないから！」







はい？



思わず声が出る
聞き間違いかと思い再度聞くと・・・





「そう、１日１時間それも決まった時間で・・・」




え、なんで？と皆さんも思うでしょうが
それには訳が・・・





そこの場所は普段は施錠してあり関係者以外立ち入り禁止の区域
理由は簡単





「爆発の恐れがあるから！」　





で、その場所の毎日の点検時の１時間しか作業は出来ないという事





「８人入れて作業すれば一人一日分じゃん！」




そんな冷たい事は言わないで下さい・・・


まず、困ったことに場所が狭い
人がすれ違うといっぱいの場所でしかも縦長
そんなところで脚立作業

そして古い配管があちこちに多数
これがまた塩ビ配管でしかも皆生きている配管ばかり
引っ掛けてポキッっといってしまえば一貫の終わり
はい、作業中止～ってなもんです

そしてそこは外部
最近の北九州は毎日雨ばかり・・・
作業に前に雨養生から始めないといけないのです　　　



で、とどめが　　　工期が無い！



のんべんだらりとやってたらいつか終わるだろう・・・
なんて考えていたら大間違い！

配管切替などの日にちもタイムスケジュールも
こちらの意見がどうこうの前にもう決まっている

うちが終われば次の業者が入りその後メーカーが来て
調整～立ち上げ～生産　ってなもんです

生産から逆におってきたらこうなったんだろうけど・・・
なんか切なくなりますね
自分たちのミスのしわ寄せが後の工程、後の工程にどんどん来ている
なのに「これでやってくれの一点張り」


まぁ、ここで愚痴っても工期は短くならないので考える
要領よくやるにはどうしたらいいか・・・


とりあえず切替分が３箇所あるので３班にわけて説明
そして各自でぎりぎりまで加工してもらい
現場作業を少しでも少なくするように指示

しかし現実は・・・

その１時間は皆あせってしまいもう何がなんだか～という感じ
予定どうりに進まずいらいらするは慌てるは・・・
しかし慌てて周りの配管でも折られたらアウトなので
それも気を配っていないといけない・・・
時間になると容赦なくそこから出され施錠

第一ラウンドの勝負は今度の火曜日

頼むから雨だけは・・・ご勘弁～っ！