天空のコリドー、銀杏峰(1441m) 中島コース
♪ゲナゲナポー ゲナゲナポー ゲナゲナポッポ ゲナゲナポー
くいーん・みっくすじゅーすの歌う、♪銀杏峰の唄です(大ウソ)
今回の紅葉ハイクは、銀杏峰(げなんぽ)(1441m)
昨年の同じ時期に中島コース(親水古道)で登ってみたが、夜更しのせいでスタートが遅れたのと睡眠不足でバテバテで、山頂まであと僅かという地点でタイムアップで引き返した。
今回は1年越しのリベンジハイクです!
前回敗退の最大の要因が夜更しだったので、きっちり22時に就寝し、5時半に起床。
R158で大野市に入り、R157で温見(ぬくみ)峠方面へ。
麻奈姫湖畔(人造湖)の麻奈姫像付近でも紅葉が始まっていた。
”酷道”として有名なR157だが、中島までは2車線の舗装路なのでご安心を。
大野市街からだと、ここまで約23㎞あります。
中島コース登山口に続く林道入口にとうちゃこ(8:01)
前回は真名川河川敷の雲川公園駐車場に駐車したが、今回は林道を登っていく。
途中までは舗装されているが、その先は砂利道になる。
登山口付近は駐車スペースがないため、100mほど先へ。
橋を渡った先の右手に広い路肩があるので、ここに駐車させてもらう(8:03)
先客の車はここにも河川敷にもなかったので、今日中島コースで登るのは私ひとりのようだ。
8:07 銀杏峰中島コース(親水古道)登山口(標高約442m)
片道5.4km・標高差約1000mとメジャーな名松新道(3km)の倍近い距離で標高差も大きい。登りの標準CTは約3時間(休憩無)なので、今回も目標CTは4時間に設定。
序盤は造成林の中を登っていく。
8:13 案内表示①(標高約506m)
あれ? もう①の標識。 こんなに近かったっけ?
なお中島コースには大野親岳会の篤志が設置された①~⑨の標識があるが、⑤以降は降雪等のせいか消滅しています。
8:37 案内表示②(標高約560m)
小さな沢を渡渉する。
8:44 オンノガ平(穏野ヶ平)(標高約663m)
ここからはしばらくなだらかな道になる。
ムツシに入ると広葉樹が目立ち、再び登り坂となる(8:55)
あれ? ③の標識を見かけなかったが…
9:17 案内表示④(標高約800m)
腰は下ろさず立ったままで水分補給。
この先の急登に備えるべく、ドーピング剤も投与。
この辺りになると紅葉が目立ってきた。
Vロードと呼ばれ、その名の通り尾根上にV字型の溝が掘れている(9:25)
尾根を直登していて前回はここでかなりの体力を消耗したが、今回はそれほどでもない。免疫ができたからだろうか?(笑)
Vロードが終わると、ブナ林の急斜面に取り付く(9:39)
昨年はまだ青さの目立ったブナ林だったが、今年はかなりイイ感じ。
今年の方が紅葉が早いようだ。
視界が開ける場所では、隣の斜面の紅葉もまさにピーク。
急登が終わると斜面をトラバースしながら登っていく(10:10)
荒蔵谷源頭部の涸沢を登る箇所もある。
再び急登になり、ここが一番キツかった。
10:40 正仏(しょうぶつ)(標高約1200m)
ここで小休止。右手の奥には水場があります。
登山口から2時間33分と前回(2時間39分)とほぼ同じだが、疲労の度合が全然違う。
やっぱり今日はばっちり睡眠をとったからだろうか。
正面には越美国境の山々が連なる。
うん? あれは・・・
御嶽山(3067m)だ!
火口から噴煙を上げており、未だ火山活動が続いている。
さぁもうひとふんばりしよう(10:53)
正仏からひと登りすると、平坦な広尾根になる。
広尾根付近の紅葉は終盤。
1314峰を過ぎると視界が開け、ヤセ尾根のなだらかな道になる(11:20)
前回はガスが出ていたが、今日は晴天で山頂もバッチリ見える。
今年の紅葉は焼けた茶色が目立ちイマイチだが、それでも絶景が見られて良かった。
11:32 烏帽子(えぼし)(標高約1348m)
ピクトも健在だった。
烏帽子から一旦鞍部に下るとクマ笹の茂る登り返しになる(11:35)
前回引き返した地点に差し掛かる(11:45)
いなりずし1個しか食べられないほどバテバテだったが、今日はまだまだ余力がある。
11:54 名松新道合流点(標高約1400m)
最後の試練の天竺坂。
山頂にある祠が見えてきた。
登山道脇にある小さなお地蔵様にお参り。
12:07 銀杏峰山頂(標高1441m)
ジャスト4時間と目標タイム通りで、昨年のリベンジを果たすことができた。
山名看板の裏側にはなぜか「○」がある(笑)
登頂記念の三角点(三等:北大雲)タッチ。
山頂には8人ほどおられた。
北側には白山(2702m)、別山(2399m)と先週登った経ヶ岳(1625m)
白山の冠雪も溶けてしまったようだ。
視線をやや東に移すと三ノ峰(2128m)や荒島岳(1523m)
遥か先には乗鞍岳(3026m)も望めた。
山頂からも噴煙を上げる御嶽山(3067m)が望めた。
南東側には昨年登った平家岳(1442m)
百名山の恵那山(2191m)も望めた。
南側には越美国境の盟主、能郷白山(1617m)とその手前に姥ヶ岳(1453m)
平家平のブナの紅葉もまさに見頃かも。
さてお昼にしよう。
スーパーで衝動買いしたが、コレは二度と買わない。多分(笑)
食後は越前市から来られたソロの男性と山座同定しながら談笑。
荒島岳の先に北アルプスも見えていて、槍ヶ岳(3180m)や大キレットも望めた。
銀杏峰からでも見えるんだ!!
名残惜しいがそろそろ降りることにする(13:08)
下りも中島コースへ(13:17)
名松新道に降りてしまうと、中島に戻るのに車で20㎞近くかかるのでご注意を。
13:32 烏帽子(標高約1348m)
景色にみとれてつまずかないように(笑)
まさに天空のコリドーだ!
下りも晴天で気持ちいい~
13:55 正仏(標高約1200m)
そのままスルー。
下りは紅葉を愛でながら降りていく。
登りは下ばかり見ているので、こんな景色、記憶にありません(笑)
紅葉の見頃は来週がギリギリかも。
Vロードは滑り易いので慎重に。
③の標識、やっぱり見落としていました(笑)
15:08 銀杏峰中島コース登山口(標高約442m)
下りは休憩せずにジャスト2時間。結局中島コースでは誰とも出会わなかった。
1日じゅう晴天で、暑くも寒くもなく、無事昨年のリベンジを果たすことができた。
やや終盤だったが、紅葉と山頂からの絶景が楽しめ大満足のハイクでした。
中島コースは名松新道や古葉谷コースよりはるかに長いコースですが、
紅葉と尾根歩きが楽しめるので是非おススメします。
今回歩いたコース (クリックすると大きくなります)
(上記コース図は大野親岳会のHPから転載させていただきました。)
やっぱり、山っていいね!
銀杏峰(1441m)(中島コース)
標高差999m
登り 4時間、下り 2時間、TOTAL 7時間1分
通算3回目
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