新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、市民の皆さんには大変お世話になり、ありがとうございました。昨年一年間の市政運営を振り返った時、3つの点で大きな前進、成果があったと思っています。第一は、昨年の新年あいさつ交歓会で申し上げた「マニフェストの推進と市民の皆さんとの直接の触れ合い」について、更に前進できた点です。特に、マニフェストについては、2年経過した時点で、78%で実施・着手すると言う所まで進めることが出来ました。同時に経費削減の努力を強め、20年度一年間で、市の借金を7.5億円削減できました。21年度も借金を5.5億円程度削減できる見通しです。第二は、深刻な赤字経営が続き、改革初年度と位置づけた市立病院の経営改革が、着実に成果を上げていることです。第三は、市制50周年が、多くの市民の皆さんの参加で、50周年にふさわしく、有意義に実施することが出来た点です。
さて、迎えた新年はどんな年になるでしょうか。依然として、厳しい経済状況が予想されるだけに、今年も、市民の暮らしを支え、市民と心の通い合う、あったか市政を前進させていきたいと思います。特に、厳しい財政状況が予想される中で、「選択と集中」との考えに立って、安全、子育て支援を含めた人づくり、健康、活性化などをキーワードに、市政運営を行いたいと考えています。そして、これまで以上に、蕨の優れた地域力を生かした協働型のまちづくりを進めてまいります。日本一小さな蕨が最も全国に誇れるもの、それは、「自分達の町は自分達でつくろう」との気概の下に、積極的にまちづくりに参加し、素晴らしい力を発揮している市民の皆さんです。今年も、市民と行政が一体となって、全国に誇れる素晴らしいまちづくりを進めて行きたいと思います。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
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