朝から天気の悪かったこの日、一抹の不安はあったものの、とりあえず雨が上がっていたので、Castell Cochの後はTintern Abbeyへと向かいました。ここは1131年にウェールズに最初に建てられたキリスト教の僧院跡で、Cisterciansと呼ばれる一派が修道生活を送っていましたが、16世紀の宗教改革の後、廃墟となったのでした。
Visitor Centreでチケットを買い、Abbeyに向かおうとすると、こんな注意書きが。


特にウケてしまったのは、これ。痛そうですが、実際は『暗い所に目を慣らさせるように』という注意なのでした。
いよいよ僧院跡を見学です。



ここは『教会の中』にあたる部分です。

ちょっと高くなっている所から見てみました。

周囲の低い石壁のようなものも、修道院長の応接室や、病人用の宿舎等、全て僧院の施設の跡なのです。
- 2007/07/05(木) 06:05:33|
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6月24日は、同行者の車もあることだし、Cardiff近郊を少し観光することにしました。Cardiff在住の友人(残念ながら当日は不在)からは、「お城を見るならCaerphilly城がいいよ」と言われていたのですが、それよりちょっとマイナーそうな(=車が無いと行きにくそうな)Castell Cochに行ってみる事にしました。

このお城に興味を持ったのは、外見がまるでドイツのバイエルン地方とかフランスのお城のようで、珍しかったから。メインの道路から上がって行く時に、森の中に建っている様子が見えたのですが、お伽話の風景のようでした。


(バンケット・ルーム)予備知識を入れていなかったので行くまで知らなかったのですが、このお城も中世の城の残骸から、3代目Bute侯爵とRichard Burgess(=Cardiff城復元コンビ)が19世紀に修復したものでした。

Burgessは鳥、特にオウムが好きだったそうで、Cardiff城の内装には鳥のモチーフが非常に多く使われています。Castell Cochの内装はBurgessの死後完成したのですが、こちらでも鳥のデザインが目を引きました。上の写真はDrawing Roomで、壁にはイソップの寓話が描かれています。

こちらはBute公爵夫人の寝室。テーマはアラビアン・ナイトなのだそうです。

この週末はイギリス各地は天気が非常に悪く、この翌日にはMidlandsからYorkshire南東部は洪水に見舞われることになるのですが、お天気の良い日には、それは美しいだろうなぁと思いました。
- 2007/07/04(水) 08:18:52|
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6月20日の水曜日から3日間仕事でSwanseaに行ったので、その週末はCardiffで遊ぶことにしました。個人的な遊びの目玉の一つが、Cardiff城の見学です。Cardiff市内の真ん中にドンと鎮座するこのお城、2000年の歴史を誇るのではありますが、内装等は19世紀に修復されたもの。その昔見学したことがあるのですが、久々にまた行きたくなっていたのでした。
城内はガイド・ツアーでの見学のみ。チケットを買って入り、ツアーが始まるのを待ちます(この日は10分か15分おきぐらいにツアーがあったようです)。ちなみに城内の撮影は禁止。

(Clock Tower)Cardiff城を現在の姿に作り上げたのは、19世紀後半に『世界一の金持ち』とも言われたという第3代目Bute侯爵と、建築家のRichard Burgessです。

(ゴシック建築が目を引くOctagon Tower。
15世紀に建てられた部分です)

Cardiff城では、孔雀が飼われています。この日はヒナを連れたお母さん孔雀を目撃。

敷地内には11世紀~12世紀半ばの間に作られた城塞もあり、上まで上ることができます。

城塞の上から見たCardiffの街。左奥、Clock Towerの後ろ側に、Millenium Stadiumが見えます。
- 2007/07/02(月) 00:30:49|
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