白子港
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 07:38 UTC 版)
観光
津松阪港や伊勢志摩の港湾のような大型の観光地ではないが、以下のような場所がある。
- 白子新港緑地公園 - 1991年(平成3年)に運輸省(当時)の事業として開園。大黒屋光太夫を記念する公園となっている[18]。
- 白子港直売所 - 2009年(平成21年)4月に鈴鹿市漁業協同組合が1億円をかけて建設し、生けすで泳ぐ魚を見ながら取れたての魚介類を購入することができる[19]。
周辺
周辺の観光地としては港の北に千代崎海水浴場、南に鼓ヶ浦海水浴場があり、伊勢の海県立自然公園に指定を受けている。
白子駅からは鈴鹿サーキット・モートピア行きの三重交通の路線バスが設定されている[20]。
釣り
白子港は名古屋市近郊の釣り場としても利用されている。専用の釣り場の整備もされ[21]、アジ・ハゼ・クロダイなどを釣ることができる[22]。釣り堤防には転落防止用フェンスを設置、駐車場・トイレが近くにあることから、家族で釣りを楽しむにも適する[23]。
2005年(平成17年)10月18日には財団法人日本釣振興会の主催で「水辺感謝の日」と称して30人が清掃活動を行っている[24]。
脚注
参考文献
- 稲本紀昭・駒田利治・勝山清次・飯田良一・上野秀治・西川洋『三重県の歴史』県史24、山川出版社2000年7月10日、302pp. ISBN 4-634-32240-4
- 三重県農水商工部水産基盤室『三重県農水商工部水産基盤室/白子漁港』(2010年3月11日閲覧。)
- 三重県県土整備部港湾・海岸室『白子港』(2010年5月13日閲覧。)
関連項目
- ^ 稲本ほか(2000)、194ページ
- ^ a b c d e 三重県農水商工部水産基盤室
- ^ a b c d e 三重県県土整備部港湾・海岸室
- ^ 鈴鹿市立白子小学校(2004)『学校長挨拶』(2010年5月14日閲覧。)
- ^ a b 平凡社(1983)、273ページ
- ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会(1983)、596ページ
- ^ a b 稲本ほか(2000)、195ページ
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会(1983)、228ページ
- ^ a b c d e 「角川日本地名大辞典」編纂委員会(1983)、597ページ
- ^ a b 稲本ほか(2000)、196ページ
- ^ 平凡社(1983)、273 - 274ページ
- ^ 平凡社(1983)、274ページ
- ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会(1983)、598ページ
- ^ a b c 服部久士(2007)『安政の地震で白子港衰退―明治期県庁文書に記載』三重県生活・文化部文化振興室県史編さんグループ(2010年5月9日閲覧。)
- ^ 稲本ほか(2000)、197ページ
- ^ 四日市港管理組合『四日市港-四日市港の概要』(2010年5月9日閲覧。)
- ^ a b 三重県県土整備部港湾・海岸室『港湾整備(白子港)』(2010年5月13日閲覧。)
- ^ 『港緑地公園』(2010年5月14日閲覧。)
- ^ 村瀬 力『【三重】水揚げ魚介類が安価 鈴鹿の白子港直売所あすオープン』中日新聞、2009年4月3日付(2010年5月14日閲覧。)
- ^ 鈴鹿サーキット最寄駅からのアクセス方法
- ^ 環境省『三重レジャー』(2010年5月14日閲覧。)
- ^ ヘボ釣り風来坊『白子漁港』(2010年5月14日閲覧。)
- ^ F&M工房『白子港~FISH&MAPS~』(2010年5月14日閲覧。)
- ^ 日本釣振興会(2005)『2005「水辺感謝の日」全国一斉・釣り場清掃デー実施報告』(2010年5月14日閲覧。)
固有名詞の分類
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