北丸雄二とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 北丸雄二の意味・解説 

北丸雄二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/19 04:49 UTC 版)

きたまる ゆうじ
北丸 雄二
生誕 (1955-05-21) 1955年5月21日(68歳)
日本北海道
職業 ジャーナリスト翻訳家作家
テンプレートを表示

北丸 雄二(きたまる ゆうじ、1955年5月21日[1][2] - )は、日本ジャーナリスト翻訳家作家

来歴

北海道出身[3]北海道札幌南高等学校卒業。

毎日新聞社から東京新聞中日新聞 東京本社)で社会部畑を歩んだ後、1993年から1996年まで同紙ニューヨーク支局長。その後退社して独立しフリーランスに。

約25年ニューヨークに居住したまま、現地からアメリカの政治、社会、文化情報を日本に向けて発信。2018年に日本に帰国し、以降東京を拠点としてTBSラジオ荒川強啓 デイ・キャッチ!」やTOKYOFMJ-WAVE文化放送YouTube番組「デモクラシータイムス」などで、主に米国政治や社会事情についてニュース解説を行う。トランプ政権および所謂「トランピズム」への先鋭的批判論者でもある。

2019年より東京新聞の金曜日朝刊にて「本音のコラム」を連載中。2021年8月刊行の『愛と差別と友情とLGBTQ+ 言葉で戦うアメリカの記録と内在する私たちの正体』(人々舎)で「紀伊國屋じんぶん大賞2022」2位[4]

人物

  • 1996年に東京新聞を退社する際に受けた『AERA』のインタビューで、ゲイであることを公表した[5]性的少数者LGBTなど)の人権問題に関する発言、著述も積極的に行う[6][7]他、映画評や劇評でも独自の視点・分析で評価を得ている。
  • 翻訳は1990年刊行のゲイ・アスリートが主人公の小説『フロント・ランナー』(パトリシア・ネル・ウォーレン著)でスタート、米ボストン大学の日本文学教授らの日本文学評論や講演の日本語訳を担っている他、ブロードウェイのミュージカルヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』、戯曲ノーマル・ハート』など、主にLGBTを主題とした日本上演作品の翻訳を多く手掛ける。2022年6月には映画にもなった英国演劇『アナザー・カントリー』の翻訳が日本で初公演。

著書

単著

  • 『愛と差別と友情とLGBTQ+: 言葉で闘うアメリカの記録と内在する私たちの正体』人々舎、2021年8月20日。ISBN 978-4910553009 

共著

翻訳

訳書

  • 『フロント・ランナー』(パトリシア・ネル・ウォーレン英語版第三書館) 1990
  • 『スイミングプール・ライブラリー』(アラン・ホリングハースト早川書房) 1994
  • 『ハーランズ・レース』(パトリシア・ネル・ウォーレン、扶桑社) 1997
  • 『カーター、パレスチナを語る:アパルトヘイトではなく平和を』(ジミー・カーター、中野真紀子共訳、晶文社) 2008
  • 『LGBTヒストリーブック:絶対に諦めなかった人々の100年の闘い』(ジェローム・ポーレン、サウザンブックス) 2019
  • 『ノーマル・ハート』(ラリー・クレイマー英語版大都社) 2019
  • 『ぼくらのサブウェイ・ベイビー』(ピーター・マキューリオ、サウザンブックス) 2022

ミュージカル・戯曲上演台本

  • 『ヘドウィグ&アングリー・インチ』(山本耕史主演) 2009 -
  • 『アルターボーイズ』(東山義久主演) 2009 -
  • 『ロック・オブ・エイジズ』(西川貴教主演) 2011
  • 『マーダー・フォー・トゥー』(坂本昌行主演) 2016、2021
  • 『ボーイズ・イン・ザ・バンド~真夜中のパーティー』(安田顕主演) 2020
  • 『アナザー・カントリー』(和田優希, 鈴木大河主演) 2022

出演

脚注

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  北丸雄二のページへのリンク

辞書ショートカット

','','','','','','','','','','','','','','','','','',''];function getDictCodeItems(a){return dictCodeList[a]};

すべての辞書の索引

「北丸雄二」の関連用語





5
16% |||||






北丸雄二のお隣キーワード
検索ランキング
';function getSideRankTable(){return sideRankTable};

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



北丸雄二のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの北丸雄二 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS