bib
「bib」の意味・「bib」とは
「bib」とは、主に乳幼児が食事中に服を汚さないように首から掛ける保護用の布のことである。また、大人が特定の作業を行う際に衣服を保護するために使用することもある。例えば、美容師や理髪師が顧客の服を髪の切れ端から守るために使うケープのようなものも「bib」と呼ばれる。さらに、レースやマラソンなどの競技イベントで参加者が胸や背中につける番号のついた布片も「bib」と呼ばれる。「bib」の発音・読み方
「bib」の発音は、国際音声記号(IPA)では/bɪb/と表記される。IPAのカタカナ読みでは「ビブ」となる。日本人が発音する際のカタカナ英語の読み方も「ビブ」である。「bib」の定義を英語で解説
「bib」は英語で、"A piece of cloth or plastic fastened around a person's neck to keep their clothes clean while eating or during a particular activity."と定義される。これは、「食事中や特定の活動中に衣服を清潔に保つために、人の首に固定される布やプラスチックの一部」という意味である。「bib」の類語
「bib」の類語としては、「apron」がある。これは、主に料理や清掃などの作業中に衣服を保護するために使われる布の一種である。しかし、「apron」は全身を覆うことが多く、「bib」は主に首から胸部を覆うことが多いという違いがある。「bib」に関連する用語・表現
「bib」に関連する用語として、「bib number」がある。これは、競技イベントで参加者が着用する番号のついた「bib」を指す。また、「bib and brace overalls」は、肩から吊り下げる形のつなぎ服を指し、その名前は「bib」が胸部を覆う部分を指すことから来ている。「bib」の例文
以下に「bib」を使用した例文を10個示す。 1. English: She put a bib on the baby before feeding him.日本語訳: 彼女は赤ちゃんに食事を与える前にビブをつけた。 2. English: The barber placed a bib around my neck to catch the hair.
日本語訳: 理髪師は髪を受け止めるために私の首にビブをつけた。 3. English: Each runner in the marathon had a bib with a number.
日本語訳: マラソンの各ランナーは番号のついたビブを持っていた。 4. English: The baby's bib was covered in food after the meal.
日本語訳: 食事の後、赤ちゃんのビブは食べ物で覆われていた。 5. English: The chef wore a bib apron to protect his clothes.
日本語訳: シェフは衣服を保護するためにビブエプロンを着用した。 6. English: The bib number for the race was pinned to my shirt.
日本語訳: レースのビブ番号は私のシャツにピンで留められた。 7. English: The baby pulled off his bib halfway through the meal.
日本語訳: 赤ちゃんは食事の途中でビブを引き剥がした。 8. English: The hairdresser used a bib to keep my clothes clean.
日本語訳: 美容師は私の服を清潔に保つためにビブを使用した。 9. English: The bib for the race had my name and number on it.
日本語訳: レースのビブには私の名前と番号が書かれていた。 10. English: The baby's bib was made of soft, washable fabric.
日本語訳: 赤ちゃんのビブは柔らかく、洗濯可能な布で作られていた。
ブロードイオンビーム BIB: broad ion beam
Bib
ブラティスラヴァ世界絵本原画展
ブラティスラヴァ世界絵本原画展[1](ブラティスラヴァせかいえほんげんがてん、Bienále ilustrácií Bratislava、ブラティスラヴァ・イラストレーション・ビエンナーレ、BIB)は、スロバキアの首都 ブラティスラヴァで開かれる国際的な絵本原画のビエンナーレ(隔年開催の美術展覧会)。創設は1967年。絵本のイラストレーターに贈られる国際賞として最も古いもののひとつである。
概要
この原画展は刊行された絵本の原画を対象とするもので、文章については選考対象としない。創設は1967年、まだチェコスロバキアの時代(プラハの春)である。ビロード革命後はスロバキア文化省の主催でユネスコが後援している。
同展覧会の主旨は児童書先進国の優秀なイラストレーターの紹介と同時に、その他の国々の隠れた才能の発掘を目指している。そしてなによりも訪れる子供達の為のイベントである。現在、国際アンデルセン賞と並び、児童書の分野で権威ある賞の一つとなっている。 BIBはこの種のイベントでは世界で唯一の非営利のものである。
2011年度には44ヶ国の356人の画家の2318点の原画が出品された。一カ国からの応募は最大15人に限られており、日本からは、日本国際児童図書評議会による国内選考を経て13人が応募した。国際的な審査員団によって選ばれたイラストレーターの原画がスロバキアのブラティスラヴァの展覧会で展示される他、前回のBIBグランプリ受賞者と国際アンデルセン賞の受賞者の作品も展示される。個性的で傑出したイラストレーション11点と児童書に貢献した出版社1社が選出される他「子ども審査員賞」等の特別賞も選ばれる[2]。
- グランプリ 1点
- 金のりんご賞(Golden Apples) 5点
- 盾 5点
- 出版社賞 1社
BIBの展覧会は現在日本を含め約40ヶ国で催されている。
Brazil, Bulgaria, Czech Republic, Denmark, Egypt, Philippines, Finland, France, Greece, Chile, India, Indonesia, Iran, Japan, South Africa, Canada, Colombia, Korea, Cuba, Lithuania, Hungary, Mexico, Germany, Nigeria, Norway, Poland, Portugal, Russia, Spain, Sweden, Switzerland, Taiwan, Italy, Tunisia, Ukraine, Uruguay, United Kingdom, Zambia ...
表記について
スロバキア語表記は、Bienále ilustrácií Bratislava(BIB)。英語表記は、Biennial of Illustration Bratislava(BIB) 。
日本では、以下のように何通りにも表記されている。
- BIB(世界絵本原画展=ブラチスラヴァ・ビエンナーレ)[3]
- BIB世界絵本原画展[4]
- ブラティスラヴァ世界絵本原画展 [5]
- ブラチスラバ世界絵本原画展[6][7][6]
- ブラチスラヴァ世界絵本原画展[8]
- ブラチスラヴァ国際絵本原画展[9]
(注)Bratislava ([ˈbracɪslava] ( 音声ファイル)) のカタカナ表記には「ブラチスラバ」「ブラチスラヴァ」「ブラティスラヴァ」などの表記ゆれがありうる。
BIBIANA
1987年に、BIBのためにBIBIANA – International House of Art for Children(BIBIANA - 国際児童芸術館)という国際的な活動を行う文化組織が創設された[10]。専門的なギャラリーを備え、絵本や児童文学発展のための活動を行っている。現在は、BAB (Biennial of Animation Bratislava、ブラチスラヴァ・アニメーション展の意)も開かれている[11][12]。
グランプリ受賞者
日本からはグランプリ受賞の他、多数の受賞者が出ている。過去のグランプリ受賞作品はBIBIANAのサイトで閲覧が可能[13]。
年 | 受賞者 | 国籍 |
---|---|---|
1967 | 瀬川康男 | ![]() |
1969 | エヴァ・ベドナージョヴァー | ![]() |
1971 | アンジェイ・ストゥルミーウォ | ![]() |
1973 | リーゼロッテ・シュヴァルツ | ![]() |
1975 | ニコライ・ポポフ | ![]() |
1977 | ウルフ・ロフグレン | ![]() |
1979 | クラウス エンジカット | ![]() |
1981 | ロアル・アルス | ![]() |
1983 | ドゥシャン・カーライ | ![]() |
1985 | フレデリック・クレマン | ![]() |
1987 | ハンヌ・タイナ | ![]() |
1989 | マリアン・ムラフスキ | ![]() |
1991 | スタシス・エイドリゲヴィチウス | ![]() |
1993 | ロレンツォ・マトッティ | ![]() |
1995 | ジョン・ロウ | ![]() |
1997 | マルタン・ジャリ | ![]() |
1999 | 中辻悦子 | ![]() |
2001 | エリック・バトゥー | ![]() |
2003 | 出久根育 | ![]() |
2005 | アリーレザー・ゴルドゥーズィヤーン | ![]() |
2007 | アイナール・トゥルコウスキィ | ![]() |
2009 | ホセ・アントニ・タシアス・ペネラ | ![]() |
2011 | チョ・ウンヨン | ![]() |
2013 | エヴェリーネ・ラオベ , ニーナ・ヴェーアレ | ![]() |
2015 | ローラ・カーリン | ![]() |
2017 | ルトウィヒ・フォルベーダ | ![]() |
2019 | ハサン・ムーサヴィー | ![]() |
2021 | エレナ・オドリオソラ | ![]() |
2023 | パロマ・バルディビア | ![]() |
脚注
- ^ 国立国会図書館リサーチ・ナビ:ブラティスラヴァ世界絵本原画展
- ^ 2011ブラティスラヴァ世界絵本原画展「子ども審査員賞」閲覧2011-10-14
- ^ 松居直「BIBと日本のイラストレーターたち」『絵本を見る眼』178-184頁
- ^ 鳥越信『日本の絵本史III』186頁
- ^ リサーチ・ナビ トップ>調べ方案内>児童書>ブラティスラヴァ世界絵本原画展
- ^ a b 美術品としての絵本 松本猛・安曇野ちひろ美術館長 (PDF)
- ^ 2009年BIB賞の受賞作品決定 ホーム > 子どもと本の情報・調査 > 子どもの本と図書館の動き > 海外の動向バックナンバー(2010年まで)
- ^ ブラチスラヴァ世界絵本原画展(BIB2011)(IBBYニュース - JBBY)
- ^ http://www.aya.or.jp/~marukimsn/kikaku/2008/2008toshiehon.htm
- ^ “bibiana.sk”. www.bibiana.sk. 2021年6月15日閲覧。
- ^ “bibiana.sk”. www.bibiana.sk. 2021年6月15日閲覧。
- ^ http://www.akuti.com/slovakia/info/tips/category_facility.html
- ^ BIBグランプリ受賞作品(英語)閲覧2011-8-1
参考文献
- 松居直『絵本を見る眼』日本エディタースクール出版部 1978年初版
外部リンク
- Biennial of Illustrations Bratislava - BIB - 公式サイト
- 海外の主な児童文学賞 (国際子ども図書館)
- 世界の児童文学賞 第14回 ブラティスラヴァ世界絵本原画展(略称 BIB)(やまねこ翻訳クラブ「月刊児童文学翻訳」2001年2月号 No.27 情報編)(メルマガ)
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