WO型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 00:49 UTC 版)
WO星では、C IV (580.1 nm) 、O IV (340.0 nm) 、O V(およびO III)ブレンド (557.2-559.8 nm) 、O VI (381.1-383.4 nm) 、O VII (567.0 nm) 、O VIII (606.8 nm) が主な輝線として用いられている。この系列はWO5型を含むように拡張され、O VI/C IVとO VI/O Vの相対強度に基づいて定量化された。後に、典型的なウォルフ・ライエ星から惑星状星雲の中心星 (CSPNe, center stars of planetary nebulae) にわたって矛盾のないようにスキームが再設計され、WO5のクラスを廃止しWO1からWO4までの系列に戻され、区分が調整された。 WO型スペクトルの分類スペクトル型旧基準定量的基準その他の特徴主副WO1 O VII ≥ O V、O VIIIの存在 O VI/O V > 12.5 O VI/C IV > 1.5 O VII ≥ O V WO2 O VII < O V、C IV < O VI 4 < O VI/O V < 12.5 O VI/C IV> 1.5 O VII ≤ O V WO3 O VIIは弱いか無い、C IV ≈ O VI 1.8 < O VI/O V < 4 0.1 < O VI/C IV < 1.5 O VII ≪ O V WO4 C IV ≫ O VI 0.5 < O VI/O V < 1.8 0.03 < O VI/C IV < 0.1 O VII ≪ O V
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