ダブリュージーエスはちじゅうよん‐だえんたい〔‐ハチジフよんダヱンタイ〕【WGS84×楕円体】
WGS84楕円体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/24 22:45 UTC 版)
海域の測地系はWGS84を用いることが多い。WGS84楕円体の扁平率 f は、GRS80楕円体とはごく僅か異なっている。 f = 1 298.257 223 563 {\displaystyle f={\frac {1}{298.257\ 223\ 563}}} この差異は、地球の短半径(極半径)にすると、約0.105mmだけ異なるものであり、実用上は全く問題とはならない差異である。 WGS84楕円体は元々はGRS80を基にしたものではあるが、数値の導出過程が異なっている。すなわち、扁平率を決定するに当たって、正規化された2次の帯調和重力係数から計算により導出した際に、基となるGRS80の力学的形状係数J2の有効数字を8桁で打ち切ったために、僅かな差が発生したのである。
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