P-610シリーズ
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P-610 1958年発売。マッチングトランスを装備し、6Ωと600Ωのインピーダンスで使用できた。エッジは発泡ウレタン樹脂製。再生周波数帯域は80Hz~10KHz(±5dB)。出力音圧レベルは97dB(50cmにて)。 P-610A 1968年(昭和43年)発売。同、AT・AJ型が存在した。BTS(放送技術規格)。エッジは発泡ウレタン樹脂製。再生周波数帯域は80Hz~13KHz。出力音圧レベルは97dB(50cmにて)。 P-610B 1968年発売。JIS規格。エッジは発泡ウレタン樹脂製。再生周波数帯域は80Hz~13KHz。出力音圧レベルは97dB/W(50cmにて)。 P-610M 1971年(昭和46年) に発売された4チャンネルステレオの再生に対応したリアスピーカー用スピーカーシステム「DS-16B」専用に開発された。再生周波数帯域は60Hz~13KHz(DS-16B組み込み時)。 P-610FA/FB 1983年(昭和58年)発売。フェライト磁石を使用したA/B型の派生型。エッジは従来の発泡ウレタン樹脂に対し加水分解などによる経年変化に強い発泡ポリエチレン樹脂製。再生周波数帯域は70Hz~20KHz。出力音圧レベルは92dB。 P-610DA/DB 1983年発売。アルニコ磁石を使用したA/B型の派生型。エッジは上記のP-610FA/FB同様、発泡ポリエチレン樹脂製。再生周波数帯域は70Hz~20KHz。出力音圧レベルは92dB。 P-610MA/MB 1995年発売。アルニコ磁石を使用したA/B型の派生型。エッジは人工皮革(エクセーヌ)製。再生周波数帯域は70Hz~20KHz。出力音圧レベルは90dB。 ※末尾番号[A]は16Ω、[B]は8Ω。
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