ヘボン 【Hepburn】
James Curtis Hepburn 幕末に来日した米人宣教師。ペンシルバニア州生まれ。プリンストン大・ペンシルバニア大卒。一八四三年宣教医として中国に渡るが二年で帰国、ニューヨークで眼科を開業。一八五九（安政六）年長老教会より派遣され神奈川に来日、成仏寺に住み施療を開始、幕府委託学生らへの英語教育、日本語研究、辞書の編纂に当たる。居留地に移転後も施療と英語教育を継続、六七（慶応三）年ローマ字表記による『和英語林集成』を出版、この第三版で採用したローマ字方式がヘボン式ローマ字。聖書の和訳に努め翻訳委員会に参加、旧約聖書翻訳委員長として大部分を訳出。明治学院初代総理。九二（明治二五）年横浜指路教会会堂を建設し、同年帰米。夫人が始めたヘボン塾は明治学院やフェリス女学校の前身。（一八一五～一九一一）
ヘプバーン
(Hepburn から転送)
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ヘプバーン、ヘップバーン（Hepburn）は、スコットランドとイングランドの国境地域に起源を持つ姓。以下の人名やその他の名称の片仮名表記が不統一なのは、片仮名では本来の発音を忠実に表記することが困難なためである。
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