7形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 01:21 UTC 版)
「山梨交通7形電車」も参照 1948年(昭和23年)に汽車製造会社東京支店で製造された全長13.8 mの半鋼製2軸ボギー車。モハ7・モハ8の2両が製造された。側面両端に乗務員用扉を設け、その隣に片開き扉があり、扉間には12枚の上段固定下段上昇窓を配していた。その他の構造は1形に準じる。 廃止後は上田丸子電鉄(現・上田交通)に譲渡されモハ2340形となったのち、同社の丸子線が廃止された1971年(昭和46年)に江ノ島鎌倉観光(現・江ノ島電鉄)に譲渡され、同社の800形となった。「チョコ電」として江ノ島・鎌倉の人々に親しまれながらも老朽化に伴い1986年4月に廃車された。801は同年6月故郷に里帰りし、3扉化された江ノ電での晩年の姿のまま2006年現在も南巨摩郡富士川町の利根川公園で保存され、802も静岡県裾野市の十里木高原別荘地内に静態保存されている。
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