麻布区
麻布区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 00:37 UTC 版)
麻布区は、港区の前身(東京市の行政区)の1つである。1878年(明治11年)に郡区町村編制法が施行され、東京府域が15区6郡に区画分けされた際に発足した。その範囲は、今日「麻布」を名前に含む町すべて(麻布十番・麻布台・南麻布など8町)と六本木一丁目 - 六丁目の町域にほぼ一致する。 詳細は「麻布区」を参照 1947年(昭和22年)に港区が発足し、麻布区は消滅。この際、旧麻布区域のすべての町名には「麻布」を冠する町名に変更がなされたため(一例、「六本木町」を「麻布六本木町」に変更)、住居表示の実施による町名町域統合が行われるまで、麻布地区一帯には「麻布○○町」といった町名が41存在した。麻布永坂町に住む松山善三と麻布狸穴町(あざぶまみあなちょう)に住む澤博士の両者の運動により、麻布永坂町と麻布狸穴町の地名だけが変わらず今日に残っている(ただし、両町とも約半分の面積に割譲)。 (名称の経緯が似ている、日本橋 (東京都中央区)・神田 (千代田区)も参照)
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