魚住泊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/14 22:16 UTC 版)
魚住泊(うおずみのとまり)は江井ヶ島港の位置にあった古代の港で、摂播五泊のひとつである。位置については赤根川河口のほか、約2キロ北西にある瀬戸川河口との見方もあった。しかし1986年に赤根川浚渫工事で見つかった丸太材の年代測定で、伐採年代が10世紀初頭と判定され、魚住泊の修復が請願された914年と一致、修復工事が行われた際の材木である可能性が高まり、赤根川河口とほぼ特定された。また赤根川河口から東へ250mの位置にある江井ヶ島漁業協同組合事務所南側の護岸工事の際にも井桁状に組まれた丸太材が発見されている。 魚住泊の記念碑 赤根川河口出土木材(明石市所蔵) 赤根川河口出土木材 切断面(明石市所蔵)
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