高山恒雄とは? わかりやすく解説

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高山恒雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/06 22:42 UTC 版)

高山 恒雄(たかやま つねお、1902年明治35年)3月20日[1][2] - 1984年昭和59年)6月8日[1][2][3])は、昭和期の労働運動家、政治家参議院議員(2期)。

経歴

宮崎県東諸県郡木脇村(現国富町)で生まれる[1][2][注 1]。1917年(大正6年)木脇尋常高等小学校[注 2]を卒業した[3]

大日本紡績(現ユニチカ)に入社[3]。ニチボー(大日本紡績を改称)岐阜支部労働組合支部長を経て、ニチボー単一労働組合を結成して初代組合長に就任し、9期在任した[3]。その他、全国繊維産業労働組合同盟(のちゼンセン同盟)副会長(14期)、同会長、同顧問、繊維工業設備調整審議会委員、社会保険診療報酬支払基金理事などを務めた[3]

1962年(昭和37年)7月の第6回参議院議員通常選挙全国区から民主社会党(民社党)公認で出馬して初当選[1][3][4]。1968年(昭和43年)7月の第8回通常選挙でも再選され[5]、参議院議員に2期在任した[1][2][3]。この間、民社党参議院議員会長(9期)、同繊維産業特別対策委員長、同岐阜県連会長などを務めた[1][2][3]

1972年(昭和47年)秋の叙勲で勲二等瑞宝章受章[6][7]

1981年(昭和56年)に民社党岐阜県連顧問となった[1][2]

1984年(昭和59年)6月8日死去、82歳。死没日をもって従四位に叙される[8]

著作

  • 『時に燃えて:高山恒雄自叙伝』中部パブリシティ・センター、1979年。

脚注

注釈

  1. ^ 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』349頁では本籍岐阜県。
  2. ^ 『新訂 政治家人名事典』356頁では三月高小卒。

出典

  1. ^ a b c d e f g 『新訂 政治家人名事典』356頁。
  2. ^ a b c d e f 『ジャパン WHO was WHO 物故者事典 1983-1987』364頁。
  3. ^ a b c d e f g h 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』349頁。
  4. ^ 『国政選挙総覧 1947-2016』548頁。
  5. ^ 『国政選挙総覧 1947-2016』551頁。
  6. ^ 新訂 政治家人名事典 明治~昭和. “高山 恒雄”. コトバンク. 株式会社DIGITALIO. 2023年1月7日閲覧。
  7. ^ 『官報』第13764号18頁 昭和47年11月9日号
  8. ^ 『官報』第17212号14-15頁 昭和59年6月22日号

参考文献

  • 日外アソシエーツ編『ジャパン WHO was WHO 物故者事典 1983-1987』日外アソシエーツ、1988年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。
  • 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。



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