骨壊死
【概要】 骨が死ぬ・・・・壊死に陥る原因としては、脱臼や血行が届きにくい大腿骨頭・舟状骨・距骨などの骨折、感染症、熱傷などがある。原因としてはアルコールの多飲・ステロイドの長期大量使用がある。2000年になって、強力な抗HIV薬の併用療法を実施中のHIV感染者では骨壊死が多発していることがわかった。原因はわかっていない。
【詳しく】 初発の疼痛が痛みであり、痛みがなく関節の引きつり感・疲労感・異和感のみの症例もある。ほとんどは慢性の経過をたどる。関節可動域は屈曲・伸展は保たれ,内旋と外転が障害されることが多い。進行すれば単純X線のみで診断は容易。X線に変化がなくても骨シンチやCT、MRIで早期発見可能である。治療は日常生活支援と、手術療法である。体重コントロールが大切。
《参照》 プロテアーゼ阻害剤の副作用
骨壊死
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