するが‐の‐くに【駿河国】
読み方:するがのくに
⇒駿河
駿河国
駿河国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 17:16 UTC 版)
「駿河国富士郡 浅間神社」と記載される名神大社。以下の一社に比定されている。 富士山本宮浅間大社(富士宮市) - 駿河国一宮、旧官幣大社、別表神社 浅間大社は文献上最古から確認されている神社で、仁寿3年(853年)に名神・従三位 に叙せられている。これは「浅間神」の初見でもあるが、初めから従三位という高位を授かるとは考えがたく、神名の成立はさらにさかのぼると考えられている。貞観元年(859年)には正三位に叙せられた。 社伝では、垂仁天皇3年とされる創建から大同元年(806年)までは山宮浅間神社で祀られており、同年に現在地に遷座したという。なお、遷座して来るまでの当地には式内社・富知神社が鎮座し、湧玉池を祭祀していた(現在は北方に遷座)。この遷座は、富士信仰が水の神たる「フクチ・フジ」信仰から火の神たる「アサマ」信仰へ転換したことを表す象徴的な出来事だと解されている。
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