元興寺 (妖怪)
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元興寺(がごぜ、がごじ、ぐわごぜ、がんごう、がんご)または元興寺の鬼(がんごうじのおに)は、飛鳥時代に奈良県の元興寺に現れたといわれる妖怪。平安時代の『日本霊異記』(「雷の憙を得て生ま令めし子の強き力在る縁」)・『本朝文粋』などの文献に話がみられ[1]、鳥山石燕の「画図百鬼夜行」などの古典の妖怪画では、僧の姿をした鬼の姿で描かれている。
注釈
- ^ 願興寺比定地の尾張元興寺跡(名古屋市中区)の発掘調査では、10世紀以降に出土品は激減するため、この頃願興寺は廃寺に至ったと見られる。(中世諸国一宮制 & 2000年, pp. 116–117、国分寺(角川) & 1989年)
出典
- ^ a b c d 朝倉治彦他編『神話伝説辞典』東京堂出版、1963年、326-327頁。ISBN 978-4-490-10033-4。
- ^ a b c 相賀徹夫 編『ふるさと伝説の旅』 9巻、小学館、1983年、92-97頁。ISBN 978-4-09-391009-5。
- ^ a b c d 山折哲雄『神と翁の民俗学』講談社〈講談社学術文庫〉、1991年、104,105頁。
- ^ 笹間良彦『絵で見て不思議! 鬼ともののけの文化史』遊子館〈遊子館歴史選書〉、2005年、28-29頁。ISBN 978-4-946525-76-6。
- ^ 柳田國男『妖怪談義』講談社〈講談社学術文庫〉、1977年、45-52頁。ISBN 978-4-06-158135-7。
- ^ 3章 尾張国分寺跡の概要(稲沢市) & 2014年.
- ^ 尾張の新田開発・鬼頭景義
- 1 元興寺 (妖怪)とは
- 2 元興寺 (妖怪)の概要
- 3 関連項目
霊鬼
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