陽宅三要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 09:59 UTC 版)
陽宅風水の代表である八宅派風水で最も重視される「陽宅三要」の内訳は「門・房・炉」の三項目である。 門 玄関。吉方に配置するほうが良く、家に入って来た良い気が逃げないようにする。 房 寝室。吉方に配置するほうが良いが、最大吉方に配置すると気がみなぎり過ぎて落ち着かなるので良くない。 炉 キッチン。家に入って来た悪い気を燃やすことから凶方に配置するほうが良い。 方位の吉凶は家全体の重心(太極)、次いで部屋ごとの重心(小太極)を基準に決められ、複数階の家の場合は階ごとに太極が取られる。「陽宅三要」以外では、リビングなどは吉方に配置され、火は悪い気を燃やす、トイレやバスルームなどの水回りは悪い気を流し去るので凶方に配置される。 陽宅風水にも巒頭と理気の理論がそのまま当てはめられる。現代の大都会でもそのまま当てはめられ、例えばフロアの重心を「太極」とし、高層ビルを「砂」や「案山」とし、電柱を「形殺」とし、ガスコンロや電子レンジを「火」とする。
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