阻害物質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 08:25 UTC 版)
グリコシダーゼの阻害物質は多くのものが知られている。デオキシノジリマイシン(deoxynojirimycin)、スワインソニン(swainsonine)、オーストラリン(australine)、カスタノスペルミン(castanospermine)のような、いくつかの窒素原子を含む糖型の複素環化合物が自然界から発見された。これらの天然由来の化合物から、イソファゴミン(isofagomine)、デオキシガラクトノジリマイシン(deoxygalactonojirimycin)、その他いくつかの不飽和化合物(例:PUGNAc)が阻害剤として開発された。 医薬品として使用されているグリコシダーゼ阻害剤には、アカルボース、ザナミビル(リレンザ)、ミグリトール(miglitol)、オセルタミビル(タミフル)などがある。 いくつかのタンパク質もグリコシダーゼを阻害することが判明した。
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