郡中議定
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郡中議定(ぐんちゅうぎじょう)は、複数の集落の住民たちが合議で定めた取り決め。呼称は地域によって異なる。幕府領・藩領・旗本知行所・寺社領といった個々の支配領域を超えて代表者が連合協議し、地域としての共同利害をふまえて、領主への要求項目や地域内の規制策が自治的に取り決められた[1][2]。
注釈
出典
- ^ a b c d 「国訴を可能にした「郡中議定」という協定」渡辺尚志『百姓たちの幕末維新』草思社、146-148頁。
- ^ a b c d e 「石代納闘争と郡中議定」『山形県の歴史』山川出版社、235-238頁。
- ^ a b 「土地問題は郡中議定では扱わず - 慶応2年の郡中議定」渡辺尚志『百姓たちの幕末維新』草思社、171-173頁。
- ^ 菊池勇夫・斎藤善之『講座 東北の歴史 第四巻 交流と環境』清文堂、141頁。
- ^ a b c d e 「郡中議定の始まり」渡辺尚志『百姓たちの幕末維新』草思社、149-151頁。
- ^ 横山昭男『シリーズ藩物語 山形藩』現代書館、146頁。『山形県の地名』平凡社、67頁。
- ^ 『山形県の歴史』 横山昭男・誉田慶信・伊藤清郎・渡辺信 山川出版社、196頁。
- ^ 渡辺尚志『百姓たちの幕末維新』草思社、151-153頁。
- ^ a b c d e f g 「議定の各条文を読む」渡辺尚志『百姓たちの幕末維新』草思社、153-159頁。
- ^ 「郡中議定12か条を読む」渡辺尚志『百姓たちの幕末維新』草思社、159-160頁。
- ^ a b c 「質素倹約と流通の統制」渡辺尚志『百姓たちの幕末維新』草思社、161-163頁。
- ^ a b c d e f 「商人の「私的利潤追求」の抑止」渡辺尚志『百姓たちの幕末維新』草思社、163-167頁。
- ^ a b c d 「治安の維持」渡辺尚志『百姓たちの幕末維新』草思社、167-171頁。
- ^ 渡辺尚志『百姓たちの幕末維新』草思社、136-137頁。
- ^ 渡辺尚志『百姓たちの幕末維新』草思社、137頁。
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