運用方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/15 03:47 UTC 版)
特型運貨筒は、下士官1名により操縦され、母船となる潜水艦から離脱後、浸洗状態(艇体は水中にあるが司令塔・操舵席は水上にある状態)で自走した。なお、潜水艦から離脱する際には、自走発進ではなく自然離脱の形をとっていた。また、特型運貨筒は武装していないため、搭乗員は拳銃を携行した。 1943年1月7日から実際の運用に入り、特型運貨筒は、甲標的母艦「日進」に搭載されて呉を出発し、同月15日にトラック島に到着した。トラック島を起点に、ガダルカナル島への物資輸送に使用され、ガダルカナル島へ接岸し物資を降ろした後は、沖合で自沈処分とされた。搭乗員は、後日到着する潜水艦に同乗して、母船へと帰投した。
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